【新人マンション管理士レポート】新人マンション管理士の防火管理体験記

 

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新人マンション管理士の防火管理体験記
―小規模マンションの防火管理点検を体験―
マンション管理士 新人のメル夫です。只今メルすみごこち事務所で研修中です。
今回は、神奈川県にある築20年超の小規模マンションの防火管理点検を行った時のリポートです。

【私物設置が4か月継続中】

今回の定期巡回点検の対象は、神奈川県にある小規模マンションで、私自身としては2度目の点検でした。
このマンションの点検は、実は、ある意味期待しているのです__。
過去の実績を2か月分見ていたので、私の中では、合計4か月目にしてどうなったか、興味深いものがありました。

 

まず5階です。
消防設備は異常ありませんでしたが、残念ながら共用廊下に自転車がありました。
4階は全て異常なしでした。
3階は消防設備に異常ありませんでしたが、エレベータ前に雨合羽及び共用廊下に私物が残置されていました。これも4か月連続です。

2階はエレベータ前に雨合羽と傘2本があり、さらに共用廊下に植木鉢が残置されていました。

マンションによっては専用共用部分とされている場所等では構わないのですが、一般的に共用部分には私物を置いてはいけないことになっています。これも4か月連続です。

いずれも経過観察とさせていただきました。
【他の人もやっているから?】
全体を通して、残念ながら今月は前月と全く変わらない状況でした__。
共用部分への私物設置が常態化、当然化してしまっているようです。共用部分への私物設置は、外観上も見苦しいので、早く何とかして欲しいものです。当該マンションを購入されたいと見に来られる方は、現状をご覧になり管理状況がきちんとされていると思われるでしょうか。

毎月点検し報告することでの繰り返しが大切だと思いました。

 

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【メル夫の気づき】

当該マンションはとても静かで、建物はきちんとしているので、住むには良い環境だと思います。基本ルールがきちんと守られているかが資産価値の評価にも影響すると思います。
指摘事項は、「共用部分に私物を置かない」だけですので、区分所有者の方が知らないはずはなく、出来ない理由も見当たらないと思います。私の毎回の指摘事項が改善され、マンションの資産価値に好影響となることを期待します。

 

 

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