【図面を取り戻せ!~大規模修繕後の戦い】26.住まい情報センター(2019年2月24日 午後)(その2)

住まい情報センター相談窓口のお兄さんの話は続く。
「で、この図面ですが、コンサルが確認して指示を出すためのものなので、作っていなかったはずはないし、データーまで無くなってことも考えられません。良心的な会社であれば、今後の対策も含めて報告があったはずです。」

先日の電話では、C技研のH林氏は「(補修すべきタイルについては)チョークで壁面に印をつけ、(それを目安に)順番に作業にかかった(なので、図面は作成していなかった)。」と、話していたはず。だが、このお兄さんの説明を聞く限りでは、「補修前の図面」を作らないなんて、そんな乱暴な進め方は考えられないようだ。

「補修前、補修後の以上2枚の図面ですが、検査で見つかった通りに正しく修理されていれば、同じ箇所のタイルを扱うものになります。なので、提出時には一枚にまとめられていることもあります。提出されていない図面というのは、これを指しているようですね。」
N川建築士も、同じことを言っていた。

「他の提出書類、図面についても、正しく提出されているか、不安が残りますね。相手方の話を信じるのでなく、信頼のできる建築士に依頼して、確認してもらうことをお勧めします。」

「『タイルの図面』が提出されてないってのは、やっぱりおかしいわ。」
帰宅した妻は語る。
「C技研のH林さんの話やと、『補修すべきタイルの図面』は特には作成せずに、チョークで印をつけて済ませた。それから、『補修したタイルの図面』のほうは、清書を任せた業者が紛失してしまったってことやったやん。で、業者から提出された図面一式を、中身もチェックせずに、そのまま提出してしまったって。」
Y子さんも妻も、この話についてはかなり疑問を持っているようだ。
「そんな都合のいいことってありうる?それに、途中の図面が残ってないんやったら、B建築設計がC技研に指示を出してたってことが証明でけへん。仕事をしてなかった疑いもでてくる。」
ヤツらは、「水増し請求」か「手抜き工事」または「施工不良」などの不備をごまかすため、意図的に図面を提出しなかった可能性についても考えているらしい。

で、臨時理事会の正当性についてはどうだったんだ?
「あ、それね。」
ヤツはあっさり答える。これについては別の窓口で、マンション管理組合運営の専門家が答えてくれたそうだ。
「『その進め方で大丈夫です。』って。今日の集まりは理事会として成立するし、その席上での決議も有効になるみたい。」

(photo by photoAC)

この春まで、大阪市内のマンション(50戸)で管理組合の副理事長をしていました。昨年の理事の引き継ぎ直後に、その前年に行われた大規模修繕の竣工書類のうち、タイルの補修図面が提出されていなかったことが判明。施工会社に「ゴンドラを掛けての図面復元」を確約させるまでのやりとりや、その間に判明した様々な問題について、オットの目を借りてお伝えしたいと思います。

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