【切っても切れないマンションと保険の話し その7】工事会社が倒産したらどうなる?

みなさんこんにちは!

みなさんのマンションで大規模修繕 工事を既に行っている、またはこれから行うという方も多いと思いますが、今日は大規模修繕工事で工事会社が倒産等した場合に備える保険をご紹介します。

その名も・・・「大規模修繕工事瑕疵保険」

聞くだけで難しそうなネーミングですが、簡単に言えば、大規模修繕工事で工事内容に欠陥があった場合にその欠陥部分を補償してくれる保険です。

マンションの大規模修繕工事では、 工事完了後に屋上や外壁からの雨漏り、外壁タイルの剥落、外壁塗膜の膨れや剥がれ、配管からの漏水などなど…修繕工事の内容にもよりますが、工事の欠陥による不具合は残念ながら発生しています。

マンションの場合、欠陥の補修費用は高額となるケースが多いですが、工事の不具合による欠陥が発見された場合でも、通常は工事会社がその費用を補償してくれます。

しかし、「工事会社が既に倒産していた!」、「工事会社が対応してくれない!」…というケースもあります。この場合は、管理組合で費用負担して補修しなければいけませんが、この保険に加入していればこれらの費用を保険でカバーすることができます。

また保険に加入?と思われるかもしれませんが、この保険は工事会社が加入する保険のため、管理組合で加入する必要はありません!!工事会社が倒産しても、保険会社に直接請求すれば保険会社が対応してくれます。

ただし、この保険は任意加入のため、ほとんどの工事会社では加入していないことが多いと思います。

そのため、工事会社選定の際の入札条件に「大規模修繕工事瑕疵保険に加入すること」としておいた方がいいと思います。

是非一度検討してみてください!!

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