【マンション管理士おさらぎブログ】マンション管理規約とペット問題

ペットは飼ってる人にとっては家族ですよね。一方で、好きじゃないという人もいるわけです。
もともと、ペット可のマンションであれば規約も整ってるんでしょうが、そうでないマンションでワンちゃん飼われたらどうか……
規約変更において、特定の個人に多大な影響が生じる場合、その個人の了承を得なくてはなりません。
それでは、ペット禁止や行為の制限を規約に盛り込む際、『すでに飼ってるワンちゃん何とかせい』というのが特別な影響かってことなんですが、東京高裁の判決は、『特別ではない』。
つまり、ペット禁止に飼ってる人の許可はいらないという判断が下されてます。
ペットが差押えの対象になる事実が関係しているのかな・・と、個人的には思います。
(実際は強制執行後の管理が難しいのでやらないですが)
しかしながら現実的には、家族同然の生き物を処分しろというのも酷な話で、一代に限り許可したり、マナーを順守するためのペットグラブを設立して、加入を義務づけるのが一般的。
集合住宅ですので、マナーを守り、安心してペットと暮らしてほしいです。
最近、全く動物に興味がないというか、なんなら苦手な先輩が、急に犬を飼いたいと言い出しました。
聞けば、実家の犬がとても可愛いそうで、子供も大きくなって、嫁もまぁそんな感じだと、帰宅しても誰も喜ばない。それに比べて実家のワンちゃん……
という、悲しい現実がありました。

 OEKAKI10

【マンション管理組合の学校 事務局 マンション管理士おさらぎ】

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