【マンション管理組合の教科書】マンション保険は安くできる

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【授業のポイント】
●マンション保険は20%以上削減できる可能性が高い。
●管理会社は損保代理店として手数料を得ている。
●管理会社は扱っている保険商品しか勧めない。
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【マンション管理組合の教科書】マンション保険は安くできる

~管理会社が勧める保険はベストなのか~

 

ハロー!この時間を担当する獏銅鑼太(バクドラフトシ)です。

今日は、『マンション保険』の話をしましよう。結論から言います。
あなたの管理会社が勧めたそのマンション保険、削減できます。…メイビー。

その削減率、実に20%以上。
年30万の保険としたら、削減額は6万円。
これを10年、20年と継続することを考えてみてください。なぜ、そのようなことができるのか。

_____良い商品が他にあるからです。

具体的な話の前に、損害保険と管理会社の関係を簡単に説明します。
大手・中堅の管理会社は、自社の保険部門(またはグループ会社)を『損害保険会社の代理店』として指定し、火災保険商品を勧めてきます。
この際、大手の損害保険会社3社程度を競争させた「比較資料」を管理組合に提示したはずです。その会社は、もちろん社名も分かるのですが、言わずもかな超有名企業であったはずです。

火災保険(損害保険)の販売は、生命保険と異なり、自社の社員が直接保険商品を売るのではなく、基本的に代理店を通じて保険商品を販売するシステムです。
そして、代理店である管理会社へ支払われる代理店手数料は、成約金額の20%が一般的ですが、実績のある代理店には、この手数料率が上がる仕組みになっています。
最大で27%程度と言われています。

この金額は、ローリスクローリターンがビジネスモデルである管理会社にとって大きいです。
管理会社にとって、管理組合が掛ける火災保険や地震保険の代理店ビジネスは重要な位置にあるのです。

この仕組みがおかしいとは言いません。
先ほど説明しましたように、損保ビジネスは原則的に代理店を通じて販売するものです。

しかし___。
大きな問題点がひとつあるのです。それは…

管理会社は、「より安くて条件の良いマンション保険」を管理組合に勧めることができない。

なぜなら、代理店契約している保険しか扱えないからです。
そして、実際に「安くて良い条件のマンション保険」があるのです。

その答えが知りたい方は、当サイトのコラムニストがヒントになるかもしれません。
マンションが火事になってからでは遅い、でも、管理組合会計が火事になる前に、あなたがやるべきことはありそうです。

「【マンション管理組合の教科書】マンション保険は安くできる」への2件のフィードバック

  1.  検討の余地は大いにあります。 個人賠償保険などは個人でもかけておられる方が多く、二重がけがあり、賃貸に出していると、仲介会社が保険掛けを条件にしている場合もあり、三重掛けになります。 事故があっても出るのは一社だけですから、ばかばかしいです。 マンション保険の高騰化が言われていますから、検討に値します。

  2. コメントありがとうございます。まさにその通りですね。(初回アップの際、文章の一部が抜けました。申し訳ありません)

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