【切っても切れないマンションと保険の話し】マンション管理組合のトラブルあるある(騒音編)

マンションには、自分以外にも多くの住民が住んでいます。それだけの人たちが住んでいると、当然良いことも悪いこともいろいろあります。今日は、よくありがちな騒音トラブルをお話しをします。

まずは居住者間で発生するトラブルから見ていきましょう。

マンションは建物の構造によって、予想外に音が大きく伝わる場合があります。通常の生活音が階下に響くケースの他、エアコンのモーター音が階をまたいで伝わるという特殊なケースもあります。他にもフローリングに金属性のモノを落とした時に出る高い音、子供が遊んで飛び跳ねる「ドスンドスン」という低い音やペットがいる場合の鳴き声・吠え声・走る音他様々あります。

 

 

騒音トラブルで、大切なのは、居住者自身が騒音に関して注意をすることです。上下左右の住戸などへ騒音とならないような配慮が重要です。自身の生活を客観的に見て受忍限度(一般人が通常我慢できる範囲内の状態など)の範囲内となっているか、常に意識をしましょう。

意外とトラブル回避のポイントとなるのは、常日頃から上下左右の住民さんと挨拶を交わし、交流の機会を作ることです。相互理解が育まれ、感情的なトラブルに発展しにくくなります。子供やペットがいる家庭では、幼少期だけフローリング床にカーペットを敷いて吸音効果を高めることも大切です。遊ぶ時間を決めて、早朝や夜など静かな時間は遊ばせないようにするという工夫も考えられます。

騒音対策を講じる、「他人への気配り」が集合住宅には必要です。

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