公図とは

★公図とは、登記所(法務局)に備えてある土地図面を言います。
正確な測量図ではなく、土地の地番(登記上の所在地)や大まかな形状、位置関係を把握することを目的としています。


マンション管理士よりひとこと
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マンションの権利関係や法整備が進んでいなかった昭和50年代後半までの(特に東京都心の)マンションでは、敷地の一部をデベロッパーや等価交換者など一部の利害関係者が所有しているところもありました。(今でもあります。)

不動産仲介会社に勤務時代、マンション購入者予定者へそのマンションの権利関係を調べて報告するにおいて、土地の権利関係を調べるのに法務局へ行き公図を取り、筆(ふで。土地の数は一筆、ニ筆、、、と数えます。)ごとに所有者等を調べていました。

「えっ!マンションの土地の一部が別の所有者名義になっている!最悪~」
こんな事実を知るきっかけが「公図」にあります。

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