【新人マンション管理士レポート】小規模マンションで消防訓練を体験

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―小規模マンションで消防訓練を体験―

マンション管理士 新人のメル夫です。只今メルすみごこち事務所で研修中です。

今回は、埼玉県にある築30年目(総戸数9戸)の小規模複合マンションの消防訓練に出席した時のリポートです。

このマンションではオーナーが防火管理者の外部委託を行っており、今日は小規模ならではの通報訓練をレポートします。

【119通報訓練】

消防訓練には、①避難訓練、②通報訓練、③消火訓練の3種類あります。
今日は➁通報訓練を、ロールプレイン方式で台本を見ながら、「通話者」と「消防署のオペレーター」とで行いました。(事前に消防署との連携が必要です)

まず119番に電話します。

その後どう説明するかが大事なのです。実際にやってみると、台本を見ながらでも、気が動転して、意外とうまく言えないものなのです。

「もしもし火事です。」だけでは情報が足りません。まず、「どこで、何が起きているのか」はっきり言います。例えば、大宮駅前のデパートなのか、郊外の公園なのかで全然違うのです。

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【落ち着いて答える】

大火か小火でも違います。
次に、逃げ遅れている人がいそうなのかどうかがわかるならば、言わなければいけません。

消防署の方は慣れているので、うまく質問してくれます。それに従って正しく答えましょう。

それと、電話を掛けるときは固定電話からかけることをお勧めします。といいますのは、固定電話の場合、どの地域からかけているのかがわかるからです。

【消防署の方の質問】
~実際に落ち着いて答えられるかイメージしてみて下さい

「はい、119番消防です。火事ですか?救急ですか?」

「場所はどこですか。」
「何階建ての建物ですか。」
「逃げ遅れた人はいそうですか。」
「何が燃えているかわかりますか。」

「近くの目標となる建物は何ですか。」
「あなたのお名前と連絡先を教えて下さい。」

【メル夫の気づき】

今までは避難訓練は何回か体験したことがありましたが、通話訓練は初めてでした。消防署のオペレーターを想定したロールプレイン方式は初めての体験でした。自宅ならできるでしょうが、勤務地の住所をとっさに番地まで正確に言えますか?

一度体験しておけば、いざという時に落ち着いて対応できると思います。

消防署のオペレーターの質問事項でわかったのは、「場所」「建物の規模」「燃えているもの」を確認するということです。
どの消防署から、何台、どんな消防車を出動するかの判断材料でしょう。
万が一「石油プラント」だと言われたら大災害、化学消防車を何台も出動ですよね。

 

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