授業のポイント
- 都心部で不足するバイク置場
- 意外とある、マンションの空きスペース
- WIN‐WIN、マンション管理組合の安定収入へ
授業を受け持つ宗田本二郎です。
ところで、一昔前と比べてバイクの路上駐車が減ったと思わんかね?
その要因のひとつに、駐車違反の取り締まりが強化されていることがあげられるね。最近は、民間を中心にバイク駐車場も増えてきたけど、都市部では原付バイクを含めたバイク駐車場がまだまだ不足しているのが現状だな。
一方で、マンションには「空きスペース」、意外とあるんだよねぇ。
駅周辺の小規模マンションでも、住人の高齢化で駐車場が余っていたり、自転車利用者が思いのほか少ないなどの理由で、バイク数台はおけるスペースが存在している可能性があるんじゃないかな、よく見てごらん。
そこで俺は、バイク駐車場用地をサブリース業者へ貸し出すという提案をしたい。
実例をあげてみるけど、1区間2500円を5台。月12,500円、ほんの少しの遊休土地の活用で、年間150,000円もの安定的な収入になって、理事の皆さんにとても喜ばれたケースがあったね。15万あったらさ、七夕やクリスマスのイベントをバージョンアップできるよね。結構盛り上がるんじゃないかな。
既存の自転車置きラック撤去も、サブリース会社が負担してくれるのでとてもラクだし、バイク置場の区間を仕切る白線も引いてくれる。
駅近マンションで自転車置き場などに空きスペースがあって、将来の修繕積立金に不安を抱える管理組合のみなさん、一度検討してみてはいかがだろうか?
どこに頼めばいいかって?それはこっそり聞いとくれ。
需要がそこにあるのではないよ。我々が需要をつくりだすのだよ。
それにしてもバイクはいいねぇ。
マンション敷地の有効利用は、社会の要請です。 法体系が時代遅れとなり、マンションは社会材との考え方が必要です。 諸法令に反しない限りのサブリースや民泊なども、社会材の有効利用に資するものです。 マンションが地域の迷惑施設では、明日はありません。 地域との共存共栄を考えないと、マンションは「限界マンション」になります。
器用人さん。コメントありがとうございます。地域との共存共栄ができない=限界マンション、その通りですね。
マンションの敷地には、一見、空き地に見えるスペースが存在します。
しかし、そのスペースは、公開空地や、緑被率確保のための、緑地の場合もあります。
当マンションでは、消防車活動余地のための空きスペースがありますが、反対しても自転車置き場にされてしまいました。
万一、火災が起きて、死人が出れば、防火管理者は責任をどうとるのでしょうか?
このように、空地利用は、案外面倒です。
器用人さん
コメントありがとうございます。
たしかに、なるほど!