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【授業のポイント】
●1%の区分所有者、それが理事長
●理事長が動けば必ず理解者が現れる
●ひとりでできないことも「仲間」がいればできる
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【マンション管理組合の教科書】理事長として最初にやるべきこと
~仲間集めの重要性~
おはようございます。
この時間を担当する、河東一二三(かわとうひふみ)です。
ひふみー、もしくは、かわとうワンツースリーと呼ばれています。よろしくお願いします。
今日は、初めて理事長となるあなたが最初にやるべきこと、覚悟とでもいいましょうか、それが何なのかをお話させていただきます。
マンション管理組合の「80%、15%、1%」
これが、何の数字かわかりますか?
将棋の正座がきついんじゃないかと思う人の割合…ではありません。
例えば、あなたのマンション管理組合に、なにか課題がある場合。
そうですね、「管理会社の不満」「修繕積立金の不足」などがある場合、誰かが「カイゼンしよう!」と立ち上がったことを想像してください。
先ほどの数字は、すべての区分所有者の中のうち
80%:総会で賛成してくれる人
15%:一緒に協力してくれる人
1% :中心となって動く人
というものです。
例えば、総戸数が50戸の小規模マンションでは、このようになります。
総会で賛成してくれる人 → 40人
一緒に協力してくれる人 → 7~8人
中心となって動く人 → 1人
もう、お気づきですね__1%の区分所有者。
この人こそ、「理事長」であり「あなた」なのです。
理事長のあなたは、マンション管理こそが資産価値を上げるためのカギであることを知っており、何かしらの不満や不安があるからこそ、この授業を受けているのだと思います。
大丈夫、心配はいりません。
マンション管理組合の面白いところは、
■問題意識をもっているのは、あなたひとりじゃない
■あなたが動けば、理解者が必ず現れる
ということです。
『口には出さないけれど関心がある』という人が、必ずいます。
『自分の住まいをもっと良くしたい!』と思っている人が、必ずいます。
__必ず、です。
勇気を出して声をかけてみましょう。
ひとりではできないことも、仲間がいれば叶います。
そう!!もう、わかりましたね。
理事長として最初にやらなくてはならないこと__。
それは「仲間づくり」なのです。