【クローズアップ現代】“都会のマンション”に異変!あなたはどうする?(まとめ:その1)

2019年5月30日(木) NHKクローズアップ現代
“都会のマンション”に異変!あなたはどうする?<第1部>

都内で建設されるタワーマンションは780棟、その一方で都内のマンションでは異変が。

空室が増えている、その数70万戸。

管理費滞納…危険な老朽化__。

やっとのことで空室の持ち主を探し出しても__。

さらに建設ラッシュの裏側では、修繕積立金が不足するマンションが続出。

あるタワマンでは住民が自ら解決に向けて模索。わたしたちの身近でひそかに進むマンションの異変にどう向き合えばいいのだろうか…?

当校の先生、深山州がNHKクローズアップ現代でコメンテーターを務めました。非常に興味深く、とてもタメになる番組でしたので、内容をおさらいします。

 

 

急増する空室問題

都内有数の人気エリアでも空室が次々に見つかる___。

番組では、民間の空き家調査会社のベテラン調査員が登場。港区という都内屈指の人気エリアでも郵便ポストに空室を知らすガムテープが…。

今、不動産市場に出回らない“埋もれた空室が次々とみつかる”というのだ。その数、東京23区だけで5000戸。空き家活用株式会社和田社長は言う。

「この5000件という情報も実際の1%という感覚、どんどん増えていく可能性があると思う。」

埋もれた空室が生み出す問題

埋もれた空室を訪れてみる__。

そこは新宿の最寄り駅から徒歩10分の地にある築30年以上のマンション。その中にあるひとつの空室、4年半にわたり管理費滞納をしている。その額、およそ130万。

困り果てた理事長がマンション管理士と登記簿を追い、何とか部屋の所有者の息子と接触。
息子は言う。

「母は田舎の実家にいます。部屋の管理を任されたが、詳しいことはわからない」

理事長は肩を落としながらも前を向いた。

「しっかりと対応していくが、理事会は素人がなるわけですから、なかなか難しいですよね…」

所有者の高齢化

国が実施したマンション調査が先日発表され、全世帯主に占める70代以上の割合がはじめて2割を超えたことがわかった。
借金を残して相続した場合、部屋の所有権とともに借金も相続しなければならない。しかしながら、それを避けるために相続を放棄すると、マンションの所有権が宙に浮くケースがある。

これは築40年のマンションのケース__。

10階の住人の部屋に11階の床下にある配水管が原因で水漏れが発生した。知らべてみると、原因である11階の所有者はすでに死亡していた。相続人に尋ねると、「相続放棄したので自分は関係ない」と取りつく島なし。結局、管理組合が修繕費として60万を負担した。

その後、管理組合は空室の売却を考えたが、それは困難であることがわかった。弁護士費用に100万、そして、たとえ売却できても所有者の借金の返済で消えるケースがほとんど、という現実が待っていたからである。

マンション管理士会・副理事長の若林氏は言う。

「借金のある方が残した『マンション』という資産を、誰がどのように処分するかというのは、非常に重い問題だと思う」

空室が増えると大変な理由

スタジオの、コメンテーターの3人と司会の姿が映る。そこには、リラックスした雰囲気ながら、どこか深刻な表情が伺える。

司会の掲げたテロップには『空室の増加で困る理由』として次の2つが書かれていた。

  • 管理費が滞納されやすい
  • 修繕計画に影響、老朽化に手を打てず

これらはつまり、「資産価値が落ちる」ことを意味している。

 

 

管理費の滞納問題・解決のポイント

コメンテーターのひとり、マンション管理士の深山氏は、滞納問題の解決のポイントとして次のことを示した。

  • 時効は5年、早めに対応を

5年たってから回収しようとしたのでは、管理費が膨らみ、返すにも返せなくなる。

そのために重要な行動として、次の3つ。

  1. 管理会社に任せない
  2. 登記簿取り寄せ所有者に連絡を試みる
  3. 難しければ弁護士に相談

実務は管理会社でも指示を出すのは管理組合、『管理組合が主体となって対応を仕掛ける』ことが重要である。

(その2へ続きます)

当サイトの管理者(校長という設定ですが全然偉くありません)。マンション管理組合向けの情報検索システムを作ったりしてます。「マンション管理士」ですが、実務経験は幼児プール級に浅いため、難しい質問は当サイトのプロにお願いします…。ちなみに私のブログは有用な情報ではなく、箸休め的な存在ですので、何ならギャグしか意識してません。どうか怒らないでください。
■過去の見づらい記事がありましたらこちらをどうぞ。http://schoolformkk.officialblog.jp/archives/cat_50050135.html

2 thoughts to “【クローズアップ現代】“都会のマンション”に異変!あなたはどうする?(まとめ:その1)”

  1.  残念ながら録画し忘れたので見ていません。 
     最近のマスコミは、センセーショナルな話題に飛びつく癖があります。
     もっと極端な言い方をすれば、視聴率が高ければ、新聞が売れれば、週刊誌の部数が伸びればいいと言う感じです。
     社会全般が、極端から極端へ変わる理由はそこにあります。
     人間はアナログですから、AIデジタルの「イエスかノー」以外に答えは見つかると思います。

    1. 器用人さん

      事前の告知が遅れまして申し訳ありませんでした。
      今後ともよろしくお願いいたします。

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