■横浜市「防災マンション」を認定 設備・活動の両面で評価
タウンニュース 戸塚区版 掲載号:2021年3月18日号
https://www.townnews.co.jp/0108/2021/03/18/565965.html
なぜ「戸塚区版」かは気にしないでください(笑)
たまたま見つけたのが「戸塚区版」で、他区のタウンニュースにも取り上げられています。
横浜市が次年度の事業計画に「地域防災力向上マンション認定制度」を盛り込んでいるそうです。ハード面、ソフト面の両面から「災害時にマンション単体で自立が可能かどうか」の評価を行い、最高評価の場合☆6つもらえるそうです。
認定を受けたマンションにはプレートが贈られるそうで……これはどちらでも良いとして(ゴメンナサイ)、注目すべきが、
『備蓄庫の床面積が容積率に算入されなくなる(ことを検討中)』
という部分です。
実現すると、「未活用の屋内スペースを備蓄庫に転用して、これまで野ざらしだった駐輪場に立派な屋根を付ける」といったことが可能になるかもしれません。
想像して一瞬ワクワクしたけど、よく考えたら私、横浜市民じゃなかった…。
また、☆獲得を目指すマンションに防災アドバイザーを派遣してもらえる、という点も魅力です。
分譲マンションの特殊性を理解した上で総合的かつ専門的な助言ができるアドバイザーを管理組合が自力で探すのは難しいので、「自治体のお墨付きを得たアドバイザー」を派遣してもらえるのは有難いですね。
横浜市内の物件で、防災に関心の高いところがあれば是非活用を検討してみてください!
マンション管理士。世田谷区在住の実は関西人。自ら居住するマンションの理事長を歴任し「住民・理事の目線」を持ちつつ、某大手インフラ系企業の経営企画室で鍛えられた情報収集力・整理力・課題発見力を活かし、現在は株式会社メルすみごこち事務所の経営アドバイザーを兼務している。