■「工事費高騰」マンション大規模修繕に深刻な影響
1/14 東洋経済オンライン さくら事務所 長嶋修
https://toyokeizai.net/articles/-/478702
この記事を読んだ理事長でもある私が一番印象に残ったポイントは、2013年春先までの建設工事価格より2~3割上昇した(後、高止まりしている)、という点です。
5年前の2017年、自宅マンションで長期修繕計画の見直しを行った際、建築費が、旧長期修繕計画(2009年作成)の頃の水準から約15ポイント上昇していることを確認した記憶があるのですが、そこからわずか5年でさらに5~15ポイントも上がっているわけですね。つまり、13年前と比べて、工事費自体が最大30ポイントも上がっていることになります。
自宅マンションは、大規模修繕工事を計画より3年以上先延ばしすることに決めましたが、そこでホッとしている場合ではなさそうです…。
マンション管理士。世田谷区在住の実は関西人。自ら居住するマンションの理事長を歴任し「住民・理事の目線」を持ちつつ、某大手インフラ系企業の経営企画室で鍛えられた情報収集力・整理力・課題発見力を活かし、現在は株式会社メルすみごこち事務所の経営アドバイザーを兼務している。