★議事録とは、マンションの総会や理事会などで議事(話し合い)の内容(結果)を記録した書類をいう。
☆マンション管理士よりひとこと
議事録は『当時の話し合いの結果』として、将来に亘り公式書類として残すべきものです。
この議事録を誰が作成するかによって、内容が大きく変わることが結構あります。
理事会役員の多くが無関心で、管理会社が作成した議事録の案をほとんどチェックしないで承認すると、議事録の内容は管理会社『寄り』になります。自分達に都合の悪いことは記録に残したくないのは誰でも当然です。
逆を言えば、管理会社に対し悪意を持つ理事が書いた議事録案は、総会・理事会で管理会社の話題になった時の内容を拡大解釈して書いてしまいます。
マンション管理においては、誰が議事録を書くにしても利害関係者は必ず目を通し、正しい内容に修正してもらうようにして下さいね。
『記録は永遠なり』ですから。
この「マンション管理組合の学校」発起人の一人で、マンション管理士(メルすみごこち事務所)とマンション管理会社(クローバーコミュニティ)の代表。まわりが勝手に「すごい人」と誤解しているが、実はマンション管理や修繕の専門知識は高くない。とにかく仕事もプライベートも理事会も「楽しく」「新しい」ことを考えていないとアタマが腐ってしまうので、取り扱い注意。『怪しい経歴書』はあまりに文が長すぎて誰も見る人がいないとか。