■日本マンション学会が管理士のあり方で中間発表
2022年5月20日 不動産経済オンライン
https://fk-online.jp/archives/10872
マンションに「学会」があるとは知りませんでした(笑)
一般社団法人日本マンション学会
https://www.jicl.or.jp/introduction/
記事で注目したのは以下の「試験制度や研修制度に関わる調査」の箇所です。
試験制度や研修制度に関する調査では、「業務経験者のもとで実務経験を積む機会が必要との回答が3分の2を占めており、経験別や分野別の資格を設けることも必要では」と解説したほか、習得が必要な知識に関する設問で「建築・設備」「建築一般」に関する知識がともに6割を超えていることを挙げ「試験の設問で設定するか、経験別・分野別の資格を設ける中で建築関連の知識の扱いを議論することもひとつの方法」と提起した。
実務経験を積む機会の必要性からなぜ「経験別や分野別の資格を設ける」話に繋がるのか、よくわかりませんが、いくら「資格」を増やしたところで、結局実務能力なんて計りきれるわけがないのであまり意味がないような気がします。
いずれにせよ、学会で発表されたところで、それが然るべき団体で本格的に検討され制度化されるまでには時間がかかるので、先んじて、「研修制度の最適解」を考えます。
マンション管理士。世田谷区在住の実は関西人。自ら居住するマンションの理事長を歴任し「住民・理事の目線」を持ちつつ、某大手インフラ系企業の経営企画室で鍛えられた情報収集力・整理力・課題発見力を活かし、現在は株式会社メルすみごこち事務所の経営アドバイザーを兼務している。