こんにちは。東邦レオの冨永です。
皆さんはこの夏にどんな思い出を作りましたか?美味しそうな匂いのする屋台の脇で打ちあがる花火を堪能した人、田舎の縁側でスイカを食べながら風鈴の音をのんびり聴いていた人、ジリジリと照り付ける太陽に負けずに海で泳いできた人。十人十色の思い出があると思います。
私はというと普段は行かないようなお店や道をぷらぷらと散歩してみました。もう住み慣れた地元なのにこんなお店があったのか!といった発見もあって楽しかったのです。しかし、ご存知の通り今年は猛暑中の猛暑。散歩も最初は楽しいのですが、5分も歩くと「あれ?なんで俺って散歩してんの?」と自分を疑いましたね。…こんな暑い日に何してんだ。
そんな暑い今年の夏ですが、みなさんのマンションでも植物が枯れたり、水不足で植物がぐったりしていることも多かったのではないでしょうか。
「ちゃんと水やりをしているのに、すぐ乾燥しちゃうのよねー。」という声を多く聞きます。
しかし、実は“水やりの方法が間違っている”という可能性もあります。
「水やりの方法が間違っているってどういうこと?水を撒くだけじゃないの?」と思う方も多いと思います。もちろん水を撒くだけなのですが、注目すべきは水の量と水やりをする時間帯です。今回は特に夏の水やりに焦点を当ててお話ししたいと思います。
① 水の量
夏は朝でも暑いため、水やりを行うのも一苦労です。さっと水をあげて早く冷房が効いている部屋に戻りたいと方も多いと思います。しかし、さっと水を撒いた程度では、土の表面にしか水が行きわたらず、根に水が届きません。植物は喉が渇いた状態が続き、水不足で枯れの原因にもなってしまいます。
水は時間をかけてたっぷりとあげてください。その場で立ち止まり、ゆっくりと散水することで、ゆっくりと根まで水がしみわたり植物が水を吸い上げることができます。
② 水やりをする時間帯
植物は冷たい水は好きですが、熱いお湯は好きではありません。水やりでお湯をかけることは無いと思いますが、夏の日中の時間帯に水やりをすると日差しと気温で土の表面の水分がどんどん熱くなり、植物はその熱さに耐えられなくなり元気が無くなります。元気がないからといって日中に水やりをすると、逆に植物が元気を無くしてしまうのです。
水やりは早朝もしくは夕方以降に行ってください。暑さのピークを避けることで水がお湯になることを防ぐことができます。ちょっとした豆知識ですが、熱湯をかければ丈夫な雑草も枯らすことができます。それほど植物にとって熱いお湯はつらいのです。
いかがでしたが?もしかすると思い当たる方もいるかもしれません。
もしかしたら水やりのやり方を改善するだけで植物が元気になるかもしれませんよ♪
はじめまして!団地やマンションの植栽管理会社、東邦レオのとみーです!!!初代コラムニストK&Hからバトンを受けました。団地マンションの植栽管理に関わって日の浅い私ですが、短い期間の中でも様々な出来事がありました。ここでは実際にあった植栽の問題や、植栽を取り巻く人々の中で起きたことをお話ししていきたいと思います。
興味深く読ませていただきました。水やり一つで大きな違いが生まれるのですね。
夏が近づいたら意識するようにします。
コラム楽しみにしています。