■■マンション管理士とは■■
マンション管理士という資格…いちおう国家資格でして、合格率が毎年違うのですが、確実に10%は切ります。100人中8人程度しか受からないのですから、結構難しい資格といえるのではないでしょうか。
私のような畑違いの人間が受験するとなるとそのハードルはさらに高まりまして、下水がどうの、給水槽がどうのって、ちゃんと見たこともないというか、そもそも気にしたことがありませんので、試験勉強の際はwebで画像を調べたりして必死で対応しました。
苦労の末に合格しても、専門性が問われる士業のわりには、マンション管理士じゃないとできない業務というものは特になく、正直なところこの資格で食える人間は一握りと言われる厳しい世界です。
一方で、人口減が止まらない中でもマンションが乱立し、地方をはじめ都心においても空き家問題が顕在化しています。
さらに、居住者やマンションの高齢化が進み、管理組合が機能しないという事態も生じております。
これらの問題を抱える日本において、マンション管理士が活躍する場面は、今後増えてくると考えます。__私はそこに夢を持つわけです。
■■夢とは■■
男友達5人で飲みました。
Fくんは私の後輩にあたるのですが、20代ですでに少し寂しかった前髪は、40を越えたいま、完全に喪失してしまいました。
とにかく陽気なFくんなので、たまに会ったときの挨拶__。
「あれ?Fくんカツラ変えた?? だめだよ、ちゃんと報告してくれないとぉ」
「あれ?Fくんカツラ変えた?? だめだよ、ちゃんと報告してくれないとぉ」
すると、Fくん。
「ばれました?すみませんでした笑」
この、どんどん薄くなるカツラのコントがお約束となっています。
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飲み会も佳境に入り、全員いい年齢ですので、老眼だの体が動かないだのと、老化現象を自虐的な笑いに転換して盛り上がっていたところ、一番年下のTが衝撃の情報を口にしました。
「インドの薬、すごいですよ!要するに薄毛治療で処方するクスリのジェネリックですから、1ヶ月3000円くらいの投資で、確実に髪の毛が生えます!」
「まじか!!」
「どこから買えるんだ!?」
今日日、釣り堀のフナですらこんなに食いつかないですが、入れ食い以上の反応で全員が前傾姿勢。
そんな中、一番食いついたのは、もちろんF。
「うっそ!!俺フサフサになるかな?」
すると、後輩T__。
「死んだ細胞からは生えないと思います」
___この世に、これ以上の心ない言葉が存在するでしょうか…。
(ひどい、ひどすぎる!死んだって…)
その場にいる全員が心の中で叫んだ矢先、Fのものすごいリアクションで久々に笑い転げました。
リアクションの天才Fのファインプレイ__。