■大規模修繕工事費、入札で1.6億円から4割抑制 大阪のマンション管理組合
2/21(日) 22:08 産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/547040e3a6e7f3a79cf954cd494957aecbab6eb6
この手の典型的なぼったくり、いまだにあるんですね。
国土交通省から通知も出てるし、いろんなメディアが折にふれ報じているんですけどね。
大手メーカー系管理会社って、最近首都圏でも修繕工事の過剰提案で管理組合からクレームの多いあの会社かも、、
理事会も居住者も全て上手く丸めこめる可能性の方が低いわけですから
管理会社もこういうやり方はいい加減やめておけばいいのに、と思ってしまいます。
さて、この管理組合はコンサル会社を活用したわけですが、
プロポーザル方式であれば「競争入札に乗じた談合(癒着)」封じにもなるので、
管理組合としては安心感があります。実際に、管理会社の引き下げ提案からさらに
2,500万円程度安くなっているので、コンサル会社はいい仕事をしたようです。
報酬について「現場の工事管理業務を47万円で受けることで利益を得る」とありますが、
工事会社の選定業務も含んでいると考えると、ちょっと安すぎて
下手すると施工業者からのキックバックを疑われるレベル?ですが、
よく読むと「月額数万円の顧問契約も組合側に提案」とあります。
このコンサル業務は、顧問契約の「営業」を兼ねていたわけですね、納得。
マンション管理士。世田谷区在住の実は関西人。自ら居住するマンションの理事長を歴任し「住民・理事の目線」を持ちつつ、某大手インフラ系企業の経営企画室で鍛えられた情報収集力・整理力・課題発見力を活かし、現在は株式会社メルすみごこち事務所の経営アドバイザーを兼務している。