(マンション管理における)会計監査とは

マンション管理における会計監査とは、監事の仕事のひとつであり、管理組合の会計収支報告が妥当であるか、各種会計資料をチェックすることをいう。
(監事のもう一つの仕事は「業務監査」)

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☆マンション管理士よりひとこと
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ほとんどの管理組合では、監事という役職を持った組合員といえども、実際に会計監査などやったことがなく、総会の前に管理会社が作成した会計資料や帳票類をドサッと渡されてウンザリし、「まぁ、たぶん管理会社がちゃんとやってくれただろう」と、なんとなく承認してしまう、、、これが会計監査の現実です。
むしろ、会計監査機能が働いている管理組合を探すのは大変でしょう。

もっとも、大規模マンションやタワーマンションになると、年間の会計予算は数千万円~億単位となり、さすがに監事として「何もやらずに承認した」とは言いづらくなる一方、チェックすべき資料も膨大になり、ますます会計監査が遠のく、、、
そこで大規模マンションやタワーマンションでは、会計監査について外部の専門家へ委託するケースが増えています。
複雑な管理組合収支をプロにチェックしてもらうことは、同時に管理組合運営の鉄則である「透明性」を維持するためにも重要です。

また、会計監査が必要となる場合として、管理者管理方式を取るマンション管理組合で、マンション管理士などの専門家が管理者として業務を仕切っている場合が考えられます。
この場合は管理組合員の中から選ばれた監事、というよりは公認会計士等のプロの第三者に会計書類をチェックさせることが理想的です。

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