こんにちは、ムージです。
管理組合の理事長と第1回めの大規模修繕工事に関する修繕委員長をしています。
修繕委員会発足して4ヶ月経過。
それまでに、様々な難関がありました。
前回まで、工事会社の判断基準を知ったことまでお話ししました。今回は、その後の奇跡的な出会いについて、お話しいたします。
インターネットで検索し、セミナーに足を運んでいるといろんな人との出会いがあります。セミナーで座っている近くの人から声をかけられたり、名刺を頂いたりします。
管理組合の理事長さんで、第2回、3回目の修繕工事を計画している方がほとんどでした。そして、ほぼ全員の方から、「第1回目の修繕工事はお金がかかった割によくなかったから、こうして勉強している」と言われました。
「工事費はコンビニの商品や新幹線のきっぷとは違って定価がないから、妥当な価格は比較してみないとわからない」と納得しました。
また、さらに聞くと、「同じ工事会社であっても、現場代理人が替わってしまい、住民の要望に対応していただけなかった。」と言われて、現場の人が如何に誠実に工事をしてくれるかが大切だと思いました。
もう10年ぐらい前になりますか?
偽造建築、耐震偽装が社会問題になったことがありました。
また、今回の工事には関係なさそうですが、コンクリートを水で薄めるとか、完成すると隠れてしまうところは手を抜くことはよく聞くことです。
「やっぱり、最後は人次第。探すのは工事会社ではなく、まず人でしょう」と思いを新たにして、セミナー主催の団体や会社に問い合わせをして、とにかく人に会う約束を取り続けました。
ムージが、「お金はかけられないけれど、大規模修繕工事をする候補をさがしています。」と言うと、お金にならないと話にならないと相手にされないこともありましたが。(泣)
元管理組合の理事で大規模修繕工事を経験したけれど、その経験を通して、今はコンサルをしている人に出会い、5社もの候補会社を紹介してくださいました。
ムージの管理組合からは1円もお金をいただかずに、紹介料は、各候補の工事会社からいただくとのお話でした。
これだと工事の金額が割高でない?と思ったので、管理会社をせっついて、他の候補も見積もりを出すようにお願いいたしました。
その結果、工事会社からの辞退もありましたが、無事に7社もの候補が決まりました!
大規模修繕工事会社の選考 その4に続く
社会情勢の変化があり、受注できない工事には、工事業者がまともに取り組みません。
中規模以下のマンションなら、なおさらです。
それでも7社集まったのは奇跡的です。
あとは談合がないことを祈るだけです。
コンサルも悪い方でなければ良いのですが。