【シングルママ・ムージのマンション管理組合理事長の日記】「足場に囲まれる修繕工事の日々6」第1回修繕工事で気づいたこと

こんにちは、ムージです。
第1回大規模修繕工事進行中です。

工期は4ヶ月あまりでしたが、ようやく足場も解体され、足場があるとできない1階部分の工事を残すのみとなりました。

足場の解体は、数日であっと言う間に取り壊されました。

毎朝、作業着を着ていた作業員の人たちもいなくなり、足場やあちこち置いてあった、資料、ゴミ箱も取り去され、エントランスや通路など、結構広いスペースが戻ってきました。

普段は何も使っていない無用の空間ですが、広さを実感して、得した気分です。

住んでいるマンションは住居専用地域で、都市計画法によって建ぺい率(敷地面積に対する建築面積)や、容積率(敷地面積に対するのべ建築面積)定められています。

建ぺい率が60%なら、100平方メートルの敷地があれば、その60平方メートルにしか建物を建てられません。
また、容積率が300%だとすると、合計300平方メートルまでの建物が建てられ、どのフロアーも60平方メートルなら5階建ての建物が建てられることになります。

実際は、バルコニーの一部や一部の地下室の面積は、建築面積として計算しないなどの決まりがあって、こんな単純な計算にはなりませんが。

 

 

この空きスペースは、避難通路にもなることは知っていましたが、今回の工事で感じたのは、足場を組むスペースとしての活用法です。
足場の幅は足を置ける幅だけでなく、しっかり立てるようにする必要があります。

歩くだけでなく、外壁タイルを叩いて、タイルが浮いている箇所を確認したり。
そして、タイルを貼りなおしたり、外壁に切り込みを入れて外壁塗装の剥がれを確認して、塗装をするのですから。

足場をおけるスペースがあって、建ぺい率があってよかったと思いました。

法律や条例など覚えることばかりで、面倒くさいといつも思っていましたが、やっぱりあってよかったと思いました。

次回はいよいよ最終回、「引き渡し」です。

(photo by photoAC)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


アーカイブ