【新人マンション管理士レポート】講演「マンション管理士の業務展開と留意点」から

メルすみごこち事務所のメル夫です。日本マンション管理士連合会会長のご講演「これからのマンション管理を考える」に引き続き、「マンション管理士の業務展開と留意点」という講演会がありましたので、タメになると感じた内容をご紹介したいと思います。今回は業務成立の3要素求められる3要件です。

【業務成立の3要素】

まず初めに、「マンション管理士の原点に戻ろう」から始まりました。マンション管理士の原点とは、「実績の積上げと信頼の獲得」です。
マンション管理士という資格は、その資格の取得自体が報酬を得ることを直ちに可能とするものでなく、自らの能力を高め、お客様の抱える諸問題を的確に解決するなどの実績を積み上げ、相談者側の信頼を獲得していくことにより成り立つものです。

【求められる3要件】

次に「マンション管理士」というビジネスの概観の復習がありました。

1.事業形態と収入
個人事業ゆえ、本気度と行動力が必須。1件の収入は小さいので、件数の獲得が求められる。

2.自由度と要件
自由度が高いので職業倫理が重要。資格以外の要件は次の3点。
➀一次対応能力
➁コミュニケーション能力
➂第三者性

3.将来性
まだまだ無限の可能性を秘めている。

【成功も失敗もすべて自己責任】

1.選ばれて活用されるために努力
選ばれるための努力は、あくまで自己責任と負担で行う必要がある。労せずして業務を獲得するコツはない。

2.現場での失敗体験の蓄積
勇気をもって現場に出て、失敗を重ねながら、職業人として成長する面が非常に強く、そのような行動力があわせて求められる。

3.多くの業務経験と実績
事業者としての自分が、何の業務をいくらで無理なく受託することができるかが見えてくる。

4.頼れるのは自分だけ
成功も失敗もすべて自己責任。契約に至るまでの努力は全て自己の責任と負担で行う必要がある。また家族の理解と協力が欠かせない。

【メル夫の気づき】

メル夫は今回の講演を聞いて、「選ばれて活用されるための努力」、や「勇気をもって現場に出て失敗を重ねながら職業人として成長する面」が、まだまだ自分として未熟であり、もっと研鑽を積まなければならないと思いました。今は、大規模修繕工事の案件を2件担当させてもらってますが、この機会を大切にし、さらに多くの経験を積むことで、この領域の専門性を高めることができれば、と思いました。

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