【行政書士が自宅で理事を2年体験し、マンション管理士を目指す話 その1】輪番制?理事就任依頼?何それ?
初めまして。マンション管理士・行政書士のYです。
これから、自分のマンションでの2年間に渡る理事体験談を中心に、ゆる~くお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願いします!
まずは私自身と自宅マンションの概要から
最初は私のことから。
- 職業:行政書士・マンション管理士・社団理事(2社兼務)
- 家族:妻・娘(9歳)・息子(4歳)
- 年齢:アラフィフです。
次に、住んでいるマンションの概要です。
- 築年数:1981年(昭和56年)4月竣工
※ギリギリ旧耐震基準です。 - 住所:東京都世田谷区某所
- 世帯数:約200世帯
- 階数:地上10階建
- 管理組合:普通にあり
- 管理会社:某大手管理会社のN社
- 管理人:常駐(住み込み)1名
、、、こんな感じです。
場所は【陸の孤島】と地元の方は揶揄するぐらい、最寄り駅からは結構距離があるのですが、バスが非常に多く走っているので、交通に関して不便と感じたことはあまりないです。
住人の属性ですが、場所柄なのか、完成当時からずっと住んでいる方が多く、比較的高齢者が多い感じですが、人気のある地域なので物件の流動性も結構あり、最近は若い世代も増えてきている感じです。
私は、約8年前にこのマンションをまだ前所有者が住んでいる状態で中古で購入し、スケルトンにしたうえで、フルリノベーションをかけました。
当時はまだマンション管理士資格は持っておらず、仕事は行政書士と社団理事だけでした。
自宅マンションで理事になったきっかけ
そんな感じで住み始めて、から約1年くらいたった2月だったと思います。
ある【紙】がポストに入っていました。
【理事就任のお願い】
理事就任?
なんで自分が?
読み進めていくと
【輪番制】
という文字が目に入ってきました。
輪番制・・・・要するに「みんな順番にやってるんだからお前もやれよ」的なことですね。
【え~めんどくさい~】瞬間的にそう思いました。
そりゃあそうですよね、だって引っ越してきてまだ1年くらいしか経ってないし、マンションのこともよく知らないし、こんなに世帯数の多いマンションなのに何もこのタイミングで自分がやらなくてもいいじゃんて普通は思いません?(思わないかな・・)
まあとにかく断ろういうと思ってその足で管理人室に行き、その旨を伝えたところ、
【いや~Yさんの職業が法律関係だって理事会で言ったら、じゃあ次は是非Yさんに理事をお願いしましょう!ってことになりましてねぇ、ははは】
という返答が帰ってきました。
・・・輪番制じゃないじゃん、全然!
と思いましたが、引っ越してきたばっかりであまり波風を立てるのも良くないし、理事会は月に1回だけだということもあり、シブシブ引き受けることにしました。
皆さんはいかでしょうか?ご自分のマンションの理事なんて、正直やりたくないし、仮にやったとしても、私のようにシブシブ・イヤイヤの方がほとんどなのじゃないでしょうか?
(中には好きな方もたまにいらっしゃいますね)
正直、私もこの時点では理事会の仕事にも、マンション管理に関することにもまったく興味がなく、ただただ面倒くさいという気持ちしかありませんでした。
しかし、理事に就任してから後に起こる「管理組合(理事会)での様々な出来事」や、自分に降りかかってきた「騒音問題」を通して、マンションの運営・管理というものに非常に興味が出てきて、または引き込まれていくことになります。
(続く)
私も最初は理事の順番が来たとき『面倒だな~』と思って渋々引き受けましたが、Yさんのコラム読んで見習わないとと思い、やる気が出てきました。
コラム読ませていただきます!