【行政書士が自宅で理事を2年体験し、マンション管理士を目指す話 その2】初の理事会出席、多いな~お年寄り
こんにちは、マンション管理士・行政書士のYです。
前回に引き続き、自身の理事体験談を書いていきたいと思います。
今回は、初めて理事会に出席した時のことです。
理事会開始日は毎週第3土曜日で、場所は近くの児童館の中にある会議室です。
事前に管理人から理事会の案内とアジェンダはもらっていました。
既にこの理事会の前に開催した総会(事情により欠席)で、理事及び監事の就任は承認されていました。
(この時点でもすごーくやりたくない気持ちでいっぱいでした)
今回は新たな期の初めての理事会ということもあり、自己紹介と各役職決めがメインの議題でした。
このマンションの理事は、管理規約で何名と規定されていたかよく覚えていないのですが、その日の出席者は13名くらいだったと思います。
そして、理事会開始5分前くらいに会場に到着し、会議室の中に入ってまず思ったのは
【多いな~お年寄り、てか、若めな感じなのは自分だけじゃん!】
でした。
確かに私が住むこのマンション、高齢者の割合が高めなのですが、それにしてもこのお年寄り比率は明らかにおかしい、なんでだ?そう思いました。
が、
『・・・・そうか、若い人は面倒くさいから断ってるんだな、きっと。』
という推察に至りました。
多分このマンションだけではなく、他のマンションでもこんな感じのところは多いんじゃないでしょうか。
しかもこのマンションは役員手当もない完全なボランティアなので、余計にやらないんでしょうね、若い人たちは。
正直、若者世代は「仕事や子育てでそれどころではない」という気持ちはわからなくもないです。
お年寄りが多いこと自体は別段問題じゃないと思いますが、理事会で決議されたルールや決め事が、若い世代の意見が反映されていないと、あとで文句がでるような感じですね、これだと。
でも、だからと言って若い世代の意見を自分に代表して出せって言われても困るな~本当に
などと思い、益々気持ちが沈んでいく感じがしました。
しかも、この日初めて分かったのですが、なんと翌年は大規模修繕工事の年らしく、理事の任期は2年なので、当然ものすごい大変な年の理事をやることに決定しました。
この時点では、ちょっと重めの仮病でも使って辞任しようと本気で考えていましたが、この後起きるマンション内の出来事や、管理会社とのやり取りなど、段々と
【マンションの管理・運営】
というものに興味がでてくることになります。
(続く)