築40年のマンションに対して、3種類の保全方法で費用をシミュレーションしてみました。前半の動画では、配管すべてを全面交換したケースをお話します。
築40年ころになると、配管を交換したくても修繕積立金が足りない。耐震補強も出来ていなくてどうしたらいいんだ。という状況で、配管はほうっておかれたままで、水漏れが年々増えているという組合さんが多いです。
◯シミュレーションの前提条件:
・共用部の立管の給水管、排水管とも交換していない
・一部の部屋ではリフォーム時に配管を交換したが、排水管は階下の天井裏のスラブ下に配管されているため、共用部扱いとなって手を付けていない状況になっている。
・給湯管のピンホールや排水管の詰まりによる水漏れが多くなってきている。
◯保全方法としては
①配管を全面的に取り換えた場合 いわゆる更新工事
②ライニング法 いわゆる更生工事を行った場合
③延命工法(セラミックス流動法)を用いた場合
条件により、金額は大きく異なりますので、あくまで目安としてご覧ください。
※音量はご自身のデバイスで調節してください。
優先度が低くなりがちなマンションの給排水管の保全。とくに専有部は、修繕積立金でカバーされず各自の負担となる組合が多く、年月を重ねるごとに、ボディーブローのように配管の保全費用が重くのしかかってきます。利害関係者に振り回されず無駄使いを避けるちょっとした情報をご提供いたします。【配管保全センター株式会社】https://haikan-hozen.co.jp/