都内、某高級タワーマンションの屋上に上がり、「作業用ゴンドラ」を見て思いました。
「足場が組めない」ということは、外壁の大規模修繕工事の際に活用されるんだろうけど、そもそも2人くらいしか乗れないし、天候にも左右されるだろうから、一体どれだけの工期を要するのだろうか…。
そもそも、100m以上はあろう、この高度の作業はどれだけの危険を伴い、どれだけの特殊な技術を要するのだろうか…。高所恐怖症の私の心臓では無理だなと__。
先日、小学2年生の娘の授業参観でドキドキしました。
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■1時間目 算数 ~定規を使って長さをはかろう~
「始め!」
先生の合図で一斉に問題用紙に向かう生徒たち。
娘も、定規を縦や横に必死に傾け、どうも答えがわかったようで、何度も小刻みにうなずく姿がとても頼もしく思えました。が、
私、気づいてしまいました。
娘、はかるだけで答え書くのを忘れてます………。
先生、「はい、1問目、わかったひと!」
「はい、はい、はい!!」
多くの生徒が勢いよく手をあげますが、いつもは答案の自信に関係なく手をあげる「鉄の心臓をもった」娘が静かにしています。
(ま、そうだろうな…)と思いました。
指された生徒、「3センチです」
それを受けて先生が教室全体に尋ねます。「みなさん、どうですか?」
「いいでぇええす!!!!」
他の子の3倍はあろうかという音量で聞こえるは、わが娘の声。
(なるほど、その手できたか…)と思いました。
「2問目わかったひと?」と先生。
指された生徒、「5センチです」
それを受けて先生、「みなさんどうですか?」
「いいでぇえええええええす!!!!!」
他の子の10倍の音量にアップさせた娘の後ろ姿をみて、(とにかく、指された生徒、答えを間違えないでくれ)と祈り続けることしかできませんでした。
■2時間目 国語「スイミーを朗読」
スイミー(主人公の小魚)の気持ちになるためか、授業の冒頭より一様に黒い魚のお面をかぶる生徒たち。
「はい、お面をとってください」
先生の声で、生徒が次々と小魚のお面を外す中、たった一人、
………娘、お面とりません。
たぶん、集中力が切れて、先生の話をきいてないのでしょう。(授業始まって3分ですが…)
クスクスっと、聞こえる父母の失笑…。
(後ろから2番目で、なぜ異変に気づかん?)と思いましたし、(周りの友達もなんとか言わんのか?)と思いましたし、(そもそも先生、注意せぃよ)とも考えましたが、(面白いから、そのままかぶっとけ)とあきらめ、かれこれ授業も終盤、30分ほど経過したところで娘、
「あっぢい!」
といって、お面をとりました。
(その理由でとるんかい!!)と吹きました。
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天国のおやじへ__。
あなたの孫は、順調に育ってます。