【マンション管理士 おさらぎブログ】意外と知らない植栽の重要性

「植栽」
設備修繕と違い、お金をかけると「うわ、綺麗になったな!」と、圧倒的な視覚効果があります。
不動産を売却するとき、あるいは賃貸に出すときの価格に影響。
つまり、資産価値に大いに関わっているのです。

しかしながら、その重要性はあまりにも軽視され、予算も本来の半分程度しか組まれていない。そのような予算では、改修はおろか、維持も十分ではなく、バリカンのようにざーーっと刈ってしまうので、樹木も育ちません。そもそも建築時に廃材を地面に埋めて処理費を浮かしたりしてるので、土が悪くて育たないと。

どうやら植栽の保証は凡そ1年であるので、不動産販売会社としては1年持てばいいという考え。
また、管理会社も、「果実が車について塗装が剥げた」「風で折れた枝で傷ついた」等々、樹木にまつわるトラブルで関わりたくないので、植栽管理は中間マージンを諦め、管理組合と業者を直接契約させることが多い。そのため、植栽の知識には、明るくないのです。

そういえば、先日伺ったマンション。
いいマンションなんですが、エントランス横の樹木が枯れてました。雑草も生えてましたね。
住人にも問題があって、見慣れてしまっているようです。

見慣れるって、本当に怖いですね。
最初のうちはドキドキするんですがね……

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【マンション管理組合の学校 事務局 マンション管理士 おさらぎ】

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