皆さん、いざというときに消火栓を正しく使えますか?
これ、貴方や大切な人の命に関わる問題です。大丈夫ですか?
と、偉そうなことを言ってますけど、私もマンション管理の勉強するまで全く興味なく、何なら消防士が使うものだと思ってました。もちろん扉を開いたこともありません。
そこで今回はいざというときのために、消火栓の使い方をお伝えしたいと思います。
全2話になりますが、あまり知識のない方は、この機会にぜひご一読ください。
まず、消火栓に1号と2号があるのはご存知でしょうか。
ひとりで操作するか、ふたりで操作するかの違いなんですが、ものすごくざっくりとまとめてみます。
①1号消火栓
【操作】2人
【中身】ホースがジャバラ収納
②易操作性(いそうさせい)1号消火栓
【操作】2人
【中身】ホースぐるぐる巻き収納
③2号消火栓
【操作】1人
【中身】ノズルに開栓弁あり
私見ですが、②の易操作性1号消火栓が多いような気がします。
私のマンションもこのタイプです。
このことが何を意味するのか……
ピンチの場面でふたりが息をあわせて使わなくてはならない、そう!!
急場でいきなり協力プレーを強要されるシロモノだ、ということなのです!!!
大昔、鉄拳というゲームが流行りまして、ゲーセンでやってたら、いきなり知らない人が割り込んで対戦されたことがあります。
何ひとつ抵抗ができないまま、タイガーマスクの連続技でヤられました。
ちょっとイラっとしたんですが、知らない人とは、対戦ではなく協力プレーにしてほしいものです。
ちなみにタイガーマスクを操っていた男性は、実戦には不向きな、ほっっそい腕をしてました。
次回、消火栓の使い方を紹介します。
【マンション管理組合の学校 事務局 マンション管理士おさらぎ】