こんにちは、ムージです。
第1回大規模修繕工事進行中です。
工事があってもなくても、理事会は月に1回開催されています。
で、今回は、工事中の理事会についてお伝えします。
今回の工事には、外壁のタイル補修工事が含まれていますが、この工事は見積もり段階では、金額を正確に見積もることはできません。実際にどのタイルが破損しているとか、どの程度補修が必要かは、足場を組み立ててタイルの現状を見てみないことには判断つきません。
そこで、実数精算となります。
今回は、幸いなことに見積もり以上に状態がよく、補修費は見積もり金額より低く抑えられました。
しかしこの他にも、見積もり段階ではわからなかった「ルーフバルコニー」や「サービスバルコニー」の小さな補修が必要になりました。また、各部屋が同じ仕様ではないので、ベランダのエアコンの室外機の移動費用が個々の区分所有者に負担するには抵抗あるほど異なってしまったりします。
そうなると、理事全員すんなりと「組合が全額費用負担する」とは決まりにくい状態です。
理事会では、仮に各区分所有者負担だとするとどうなるか、話し合いをしました。
すると、
「管理組合負担にせよ」
とする理事と、
「金額にばらつきがあるから、各区分所有者にしたらどうか」
とする理事に分かれ、結構激しい論争となりました。
__なぜ割れたか。
その理由は工事金額でした。
これぐらいなら個人負担もいいかな、という工事費用が低い理事と、その理事のなぜか2倍程度の負担額になる理事が、組合負担に強く固執していました。
結局は、タイル補修工事費用が見積もりよりも低くなった差額でまかなえることもあって、組合負担となりました。
工事期間中は、理事会で予約している会議室は、施工工事会社の説明会場に充てていました。
そこで、理事に限らず、誰でも説明会に出席できます。
30分位の説明会終了後、引き続き理事会が行われました。
施工工事会社と直接話ができる唯一の機会ですが、工事には、不快や不便なことがつきものです。
それについては、次回、『工事は公害のもと?』でお伝えしますね。