こんにちは、ムージです。
さて、第1回修繕工事進行中です。
工期は、3ヶ月余りで、7月から10月まで。
まだ進行中です。
今回から数回にわけて、この修繕工事についてお伝えしますね。
では、まず、なぜこんな暑い夏のこんな時期になったかというと、ただひとつ、「費用が安くなるから」です。
建築業界とは、TVCMにでてくるような上場しているような株式会社と契約しても、現場に鉄筋を運んで現場で建物を作るのは、下請けの会社たちが行うのが通常です。
契約した〇〇建設会社が元請(もとうけと読みます。もともと請負契約をした会社だから)が、直接下請の契約をするのは、A社とすると、
そのA社はさらにB社に下請け、
B社はさらにC社に下請け、
C社はD社に下請け、
と、延々と下請けが続きます。
実際に現場で作業をするのは、元請の会社とはおよそ縁もゆかりもない現場作業員で、もはや日本人ではないことも多々あります。
建築作業は朝8時半から午後5時すぎまで、ずっと外での肉体労働です。
だから季節的に外部にいても不快にならない秋と春によく行われるのですね。
しかしそれだと、現場作業員は、仕事が秋と春しかないから年収が限られてしまう。元請けの建設会社も、秋と春しかなかったら、夏は開店休業になってしまいますね。管理組合も、夏なら工事代金が抑えられるので歓迎です。
こうしてみると、注文する組合にも、工事を請け負う元請けも、作業を行う下請けにも、夏の工事はいいことづくめですね。デメリットは、暑い、台風なみの豪雨が来るですが、これは工期で調整済みでした。
足場の覆いも風が抜けるように掛けたり、ポータブル扇風機、塩飴完備、現場事務所を近隣に設置することで、日々の安全対策はしっかり準備されていました。しかし心配なのは、安かろう悪かろうでは意味はないですね。これは次回にお伝えします。
工事は施工会社にお願いしても、何社も間に入るのですね。そして間に夏の暑いときは安く発注ができること、なるほどと思いました。