こんにちは、ムージです。
第1回大規模修繕工事進行中です。
今回は、第1回目の工事であることから、工事の範囲は仮設工事の他、下地補修工事と外壁シーリング工事、塗装、防水工事など、新築の状態に戻すのが目的の工事です。
エレベーターとか給排水設備とかの共用部分の設備の新たに交換するとか、使わなくなったプレイパークやゲストルームの目的を変えて、新たに集会所や貸し会議室にするような、新しく建築する工事はありません。
交換するならどんなものに交換するか?新築するならどんな設計にするかは、専門家の意見を聴いて、高いお金を払っても重要だと思いますが…。(設計と監理は設計事務所が行い、施工は工事会社が行う「設計監理方式」のこと)
今回は、工事会社が、設計、施工に工事監理まで行う「責任施工方式」での大規模修繕工事です。
この責任施工方式は、工事会社自身で自分で行うことを決めて(設計)、決めた通りに工事しているか(監理)を自分で判断します。
人間は自分には甘いものです。
そこで、責任施工方式だと技術や品質に関して、第三者のチェックが行き届かず客観性がないので、ずさんなでいい加減な工事になってしまうことの心配せざるを得ません。
今回もこのような心配がありましたので、施工の工事会社とは利害関係のない団体に、節目の検査を依頼しています。
その成果は、やっぱり、ありました。
検査の結果報告はいつも満点ではなく、改善点や変更点があり、それに対して施工会社がきちんと対応している、と報告を受けました。
この検査費用は、数十万、工事代金はその100倍近くの数千万円です。
保険料として、払っていてよかったと思える出費でした。
次回は、修繕工事で荒れる?理事会についてお伝えしますね。