私の実家の近くには、大きな団地がありまして、団地名がそのまま町名になるほどです。
団地といっても全て分譲でして、小学校時代は ‘’友達のほとんど‘’ といっても過言ではないくらい、そこに住んでました。
その団地も築40年を迎えようとし、住人の老齢化の波が押し寄せてます。
私自身が、この土地を離れているように、友人のほとんどが都内やその周囲に転居。
つまり、現在住んでいるのは、私の両親世代である、高齢者が多いということになります。
こうなってくると心配なのが、巷で問題とされている、老齢化による
「管理組合が機能しない」
「役員のなり手不足」
それらを踏まえて、国交省の定めるマンション標準管理規約(マンション規約の指標)における、今年の改正で、外部のプロ、つまりマンション管理士などが、理事長等の役員に代われると明文化されました。
更なる高齢化社会を迎えるにあたり、私たちマンション管理士が、住宅という最大の財産を守る立場として、今以上に必要とされる時代が訪れると考えます。
先日、実家に帰りまして、例の団地。
じいさんばぁさんで管理組合が機能するのか、そのあたりのことを母に聞いたところ、
「あんた、何いってんのよ!老人をなめんじゃないわよ!」
と、一喝されました。
みなさん、元気で何よりです。
【マンション管理組合の学校 事務局 マンション管理士 おさらぎ】