【マンション管理士おさらぎブログ】マンション管理組合の変革は2つのキーで一気に!

Aさん
「今回募集する修繕委員に立候補してくれた方は、理事の役割が免除されるってどうでしょうか」

Bさん
「いいですね、それだと立候補があるかもしれませんね」

管理会社フロント

「現在、理事がまわってくる周期は50年に1度です」

(場内失笑)

Aさん

「次回理事がまわってくるまで、全員この世にいないね」

(場内爆笑)

 
 

ヤシの木がシンボル、南国ムード溢れる大規模マンションの理事会に参加しました。

500世帯あるだけあり、出席理事の数も10人オーバー。

終始笑顔で、ほんわかムード。
建設的な意見も飛び交い、非常に雰囲気のいい理事会だと思いました。

 
 

しかしながら、メルすみごごち事務所がコンサルタントに入った当初は全く状況が違ったそうで、理事会の度に険悪なムード広がり、批判的な意見が飛び交うような状況で、理事会出席者もじり貧だったそうです。

 あまりのギャップに驚きましたが、このような良い雰囲気に変えるのは徐々にできるものなのか、一気にできるものなのかを聞いたところ、このマンションにおいては一気にできたそうです。

 
 

変革を進めるキーとしては2つ。

①現状を変えなきゃという強い意思もつ人の登場

②変革のタイミングを狙う

 
 

まずは、このままじゃダメだと、現状を諦めない人がいなければなりません。
最初はたった一人でもいいのでしょう。

 

次に同志を集めることです。

正しい道を進もうとするならば、必ず理解者が現れます。

一人ではなかなか難しいことも、仲間がいれば成功率はぐっと上がります。

 

そして、最後は変革実行のタイミングです。

それはメンバーが入れ替わるタイミングや総会など、状況によって様々でしょう。
同志と作戦を練ってください。

 

そのタイミングを迎えたときは、ここが勝負と一気に進めてください。
「侵掠(しんりゃく)すること火の如く」です。

 
 

先輩が、学生時代の驚異の成功率を誇るナンパ術を教えてくれました。

道端で一発ギャグをかまし、相手が少しでも笑おうものなら、「笑った?……笑ったぁ!笑ったぁ!笑ったぁ!」と相撲の「残った」の要領で両手を高速回転させて突っ張り、居酒屋にいざなう。
OEKAKI49

決まり手「笑った押し出し」
OEKAKI50

 

まさに、タイミングと一気が勝敗を分ける、火の如き侵掠。
風林火山を軍旗に記した、鬼神・武田信玄の生まれ変わりはこの先輩と思料します。

【マンション管理組合の学校 事務局 マンション管理士おさらぎ】 

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