【深山州のゆる~いマンション管理コラム19】ゆるやかコミュニティに必要な「ボランチ理事」とは?

【深山州のゆる~いマンション管理コラム19】ゆるやかコミュニティに必要な「ボランチ理事」とは?

◆前回コラムでおさらいはこちら!

「ゆるやかなコミュニティ」が「ゆるやかに育っている」マンション管理組合は、その運営がもっとも安定・向上し、長期的にみて住み心地と資産価値が向上する。

僕は繰り返し言います。間違いありません。

「ゆるやかなコミュニティ」が「ゆるやかに育つ」ために必要なことは『理事の中からボランチ(※)とツッコミ(※)担当を探せ』『いなければとりあえず自分がなっておく』です。

なお、この話の前提は

  • 管理組合の会合(理事会など)を活性化させ、風通しがよく建設的な場にし続けることが、最終的にマンションの住み心地と資産価値の最大化に繋がる。そのために必要なのが「ボランチ理事」と「ツッコミ理事」である。

ということです。

「ボランチ理事」って、何だ?

まず「ボランチ」とは、サッカーの守備的な位置にいるミッドフィールダーです。

ロシアワールドカップ日本代表で言えば、

柴崎ですね!

また、最近、Jリーグの神戸に移籍してきて日本中をフィーバーにした、元スペイン代表でFCバルセロナで黄金時代を築いた

イニエスタですね!

僕はサッカーを見てて、サッカー選手の豪快なシュートやスピード溢れるドリブル・華麗なパス・屈強なディフェンスにではなく「パスを出す仲間を常に見渡す視野と、絶妙なタイミングで最善のパスを仲間に出す技術に見とれてしまいます。

その「視野」と「技術」をもった選手が「ボランチ」です。
※僕の勝手な解釈です。

で、、、これをマンション管理組合に置き換えると、ボランチ理事とは、まさに「ファシリテーター(合意形成を上手に促進する人間)」と言えます。

ボランチ理事がいない理事会の運営と理事のモチベーションは

マンションの理事会が、理事全員が静かで管理会社に運営を依存し、進行を完全にお任せする「お通夜理事会」は論外として、多くは

  • 理事長が一人でだらだら・延々と進行していて、他の理事は魂が抜けたように頷き、賛成するだけ。(どうでもいいから早く理事会が終わって欲しいと祈る理事多数。)
  • 声の大きな副理事長が理事長を差し置いて喋りまくり、他の全員は沈黙。(本当は意見を言いたい人もいるが、とても副理事長に反論する雰囲気ではないので我慢。)
  • 理事長と息の合った理事が2名~数名で話し合っているが、他の大勢は物静か。(どうせ出来レースなんでしょ、みたいな空気が蔓延。)

だいたいこんな雰囲気です。

主役になって喋っている人のほとんどは「自分は気持ちいい」んです。「快感」なんです。

主役になって喋っている人のほとんどは「視野が狭く、周りの理事がほとんど見えていない」んです。

目で見える/見えないじゃないですよ。感じ取れていないんです。

それって、マスターベーションですよね。

マスターベーションしている「一部の理事」とモチベーションがダダ下がりの「その他大勢の理事」。

このような理事会では、

「場の雰囲気が最悪で、参加者のモチベーションは下がり、会合が活性化しない」「理事や住民の理事会運営に対する気持ちがネガティブになり、理事のなり手が減っていくか、輪番で無理やり選任した理事が理事会に出てこなくなる」

だけでなく、

「会合での議決内容が特定の理事の考え・意見に偏る」つまり「道(運営の方向)を誤る」

リスクを常に負っています。

これ、ボランチ理事がいないから起こってしまうんですよね~

(ゆるく続く)

この「マンション管理組合の学校」発起人の一人で、マンション管理士(メルすみごこち事務所)とマンション管理会社(クローバーコミュニティ)の代表。まわりが勝手に「すごい人」と誤解しているが、実はマンション管理や修繕の専門知識は高くない。とにかく仕事もプライベートも理事会も「楽しく」「新しい」ことを考えていないとアタマが腐ってしまうので、取り扱い注意。

深山州のゆる~いマンション管理コラム

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