【マンション管理士おさらぎブログ】マンションの空き駐車場問題、お金つかわず頭つかおう

マンションの空き駐車場問題の解決の糸口として新商品のブログを書きました。

今回は、お金をかけずにできる解決策をご紹介します。

そもそも、なぜ駐車場に空きができてしまうのか‥

これは、車を利用する人が少ないからに他なりません。

理由は、若者の車離れ、高齢化に伴って手放すケース、カーシェアリングの広がり、交通サービスの多様化、等々…

昔は車を持ってなかったらモテなかったんですけどねぇ…

新潟のスノボツアーなんかは、リフト代+往復の新幹線代含めて1万円切りますからね。
都会の立地においては、わざわざ渋滞にはまらなくても、家族サービスの選択肢は星の数ほどあるわけです。

この空き駐車場問題で困るのは、もちろん貴重な収入が減ることなんですが、実はさらに悩ましい問題がありまして、それは立体駐車場の維持費の高さなんです。

立体駐車場は「金くい虫」と言われていて、メンテナンスが超高額。
寿命は一般的に25年くらいとされていて、万一作り直すとなったら、場合によっては億単位。

そんなわけで、友人のマンションは、機械式を解体して平置きに変えました。
最近このような対応がとても増えてます。

  

収入減を少しでも解決するため、サイト協力会社のクローバーコミュニティが担当する管理組合で、駐車場マッチングサービスに取り組みました。

このマッチングサービスとは、駐車場スペースを「変えたい」あるいは「変えてもいい」という区分所有者をアンケートで判明させ、お互いのニーズを合致させるというものです。

立体駐車場はスペースによって高さ制限が異なり、場合によっては住人ながら、高さが足りないがために外部で借りるなんてケースもあるわけです。
その一方で、子どもが育ったことでコンパクトカーに乗り換えて、低い車高制限でも大丈夫というシニアもいたりします。

使用料が上がっても便利をとりたい」

「使用頻度が低いから今のスペースじゃなくても大丈夫」

このように、契約当初から変わってしまったニーズを探りだして現状に合致させることで、利用者の満足向上と外部契約者を呼び戻し、管理組合の駐車場収入を増やそうという取り組み。

回覧による呼び掛けで、さっそく1組マッチング成立となりました。

お金をかけなくても、アイデアひとつでできることはたくさんあるんですね。

学生時代の話ですが、合コンの席で意思疎通を図るためのマッチングシステムを考えました。

女性陣はトイレで作戦会議をしていたようですが、私たちは…

OEKAKI85

このように、気に入った女性にさりげなく(さりげなく?)箸を向けて、男仲間でバッティングしないよう、意思疎通を図ります。

人を箸で指すとは…若気の至りといいますか、その節は誠に失礼いたしました。
「合コンの 箸の向きには ご注意を」

【マンション管理組合の学校 事務局 マンション管理士おさらぎ】

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