みなさんこんにちは。
弁護士の小川です。
今回は僭越ですが、先日出版させて頂いたマンション管理に関する書籍についてご紹介させて頂きたいと思います。
題名はズバリ「マンションにおける共同利益背反行為への対応 区分所有法57条58条59条60条の実務」(日本加除出版)。
え?題名からして眠くなりそうですか?(笑)
でも管理費の滞納や専有部分での営業行為、共用部分の利用方法などのトラブルを抱える管理組合様は決して少なくないはずです!
管理会社様のフロント担当者様やマンション管理士様なども軽く本書の内容に触れておくだけで、管理組合様から区分所有者や占有者の共同利益背反行為に関するご質問を受けた際の回答の印象がグッとアップ!してしまうかもしれません。
本書を手に取ってパラパラ見て頂けるとわかるのですが、マンション管理分野に精通した5人の弁護士が2年近くの時間を掛け、何度も会議を重ねながら執筆した労作になっています。
全部で34の事例にわたって解説しており裁判例も豊富に引用しております。ご自分のマンションでトラブルが発生した場合、それに見合った事例がヒットすることが多いはずです。
マンションにお住まいの方々、マンション管理会社の方々、その他ご自身のビジネスとしてマンション管理に携わる方々など、是非一度お手に取って頂きたい一冊となっておりますので、手前味噌ですが是非おすすめさせて頂きます。
マンション管理に関して共通言語の利用できる方々が増えますと、マンション管理の世界ももっとオープンでイノベーティブなものに変化していくのではないかと確信しております。
https://www.kajo.co.jp/book/40735000001.html
こちらの本の内容のご紹介やマンション管理組合の方々にとって役立つ情報、その他私がマンション管理事件に携わる中で日々感じていることをこちらのコラムでゆるくお伝えしていければ思いますので、今後とも是非ご愛読をお願いします。
マンション管理に関する事件は既に10年近く、管理費滞納の問題や駐車場の問題、管理費等の値上げや公平性の問題、共用部分の利用方法の問題、(大規模)修繕の問題、総会決議の瑕疵の問題など様々な問題を扱ってまいりました。川崎で法律事務所を代表として経営しています。https://www.kawasakiphos-law.com/
書店で一部を見せていただきましたが、「素人」には、やはり難解です。
事例がたくさんあり、こんなことも起こるのかと思う例もあるのですが、共同背反行為の概念が難しく、多少なりとも法律的知識が無いと、素人にはとても理解できません。
偉そうなことを言いますが、専門的知識者には当然のことでも、素人には分かりませんから、「素朴な素人」に原稿を読んでもらい、分からないことを教えてもらうと、もっとわかりやすくなります。
「器用人」様、貴重なご意見をどうもありがとうございます。
書籍の方はどちらかといえばマンション管理の専門家の方々を読者層として想定しておりますが、本コラムではそれ以外の方々にも楽しみながら学んでいただけるよう、引き続き内容や表現は工夫をしてまいりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
マンション管理士です。Amazonで買いました!まだレビューするほど読み込めていませんが、大変勉強になります。
コラム楽しみにしています。
「ギリギリ合格マン管士」様、貴重なご意見どうもありがとうございます。大変励みになります!
引き続きみなさまに有益な情報をご提供できるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。