【行政書士が自宅で理事を2年体験し、マンション管理士を目指す話 その20】  おい!管理会社!流石にいい加減にしろよ!  

行政書士+マンション管理士

こんにちは、マンション管理士・行政書士のYです。

このコラムでは、自身の理事体験談を書いていきたいと思います。

 

 

以前のコラムでこんな話を書きました。

 

 

 >1階に店舗用の区分所有部分がありました。

 

 >ここでは現在、区分所有部分を賃貸しており、そこで賃借人がラーメン店をやっていました。

 

 >ここまではよくある普通の話ですが、実はこの区分所有者はこの区分所有建物の内部に勝手に壁を作り、2つの区分所有部分として、片方をラーメン店、もう片方をある会社へ倉庫として賃貸していたことが分かりました。

 

 

今回はこの倉庫に関するお話です。

 

 

ある日、管理人さんから相談したい件があるので、お時間ある時管理事務室にきてほしい旨の電話をもらいました。

 

 

丁度時間もあったので早速行ってみると・・・

 

 

管理人:『以前お話ししたラーメン屋の横の無理やり倉庫にしたところなんですが、この前点検していた時に、道路に面した引き戸を触ったら、なんと鍵がかかっていなくて、中に一斗缶がいくつか置いてあったんです。中身までは確認していないのですが、可燃物だったら非常に危ないうえに消防法にも違反しています。そもそも、扉が開けっ放しになっているのは防犯上非常によろしくないと思います』

 


自分:『そうなんですか!それはおっしゃる通りですね!』

 

 

管理人:『そうなんですよ!本当にすぐに対応しないとまずいと思うんですね!そこでご相談なのですが、行政書士のYさんに所有者に向けての警告文を作成していただきたいんです

 

 

自分:『え!ちょっと待ってください!何故自分が作らなくちゃいけないのですか?それは管理会社さんの仕事でしょう、普通』

 

 

管理人:『実は管理会社の担当者(フロント)に相談したら、そのような個別案件の文章を作成する場合、別途弁護士に依頼しなければいけないので、できたら住人の中に法律関係の方がいらっしゃったらその方に作ってもらった方が費用が掛からず良いと思いますという返答がきたんです。ですのでお願いしている次第です。

 

 

自分:『いやいやいやいや、それはおかしいでしょう!いくら住人といえども自分はそのような文章を仕事として作っています。その自分に住人だからタダでやれって、それはいくらなんでもおかしくないですか?』

 

 

管理人:『そうですよね。困ったな。じゃあ仕方がないので私が作ります。』

 

 

自分:『え!管理人さんが作らなくちゃいけないのですか?フロントにやらせればいいじゃないですか!管理委託料毎月払ってるんだから!』

 

 

管理人:『・・・多分無理だと思います』

 

 

自分:『・・・・じゃあ作りますよ。管理人さん可哀そうだから・・・

 

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この件で本当に思ったのですが、管理会社は本当に少しでもイレギュラーなことはとことんやらないんだなーと、つくづく感じました。

※勿論全ての管理会社がこんな感じじゃないとは思いますが・・・

 

 

でもこれじゃあ住人の信頼なんかいつまでたっても獲得できなのではと思います。

 

 

やはりこのような管理会社に第3者として管理組合側に立ったアドバイザーは絶対に必要だなと、強く思いました。(続く・・・)

 

 

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