■野村不動産 「超高級タワマン」のトラブルに購入者が大激怒
6/14(月) FRYDAY
https://friday.kodansha.co.jp/article/185690
JR小金井駅直結の超高級ツインタワーマンション『プラウドタワー武蔵小金井クロス』
(施工:清水建設,売主:野村不動産)で施工トラブルが発生している、という情報です。
FRIDAYと侮るなかれ、近いところでは西松建設×住不のタワマン施工不良をすっぱ抜いて、
1週間後、正式謝罪に至らしめた実績アリです。
上階の足音がうるさいということを端緒に民間検査会社の『日本建築検査研究所』に調査を依頼した結果
おもに以下のような欠陥が判明したそうです。
①防音設備
二重床の支持脚(階を持ち上げるための脚)に遮音性のゴムが使われていない箇所を発見
②耐火設備
メーターボックス内に石膏ボードを貼り付ける際に打つタッカー(留め金)の間隔が、基準を満たさない
③耐水設備
トイレ内の手洗い付近の壁に耐水石膏ボードでなく普通の石膏ボードを使用
よく発見できたな、と思うレベルの不良ですね。
詳しくはわかりませんが、①は全戸というわけではなさそうですし、
②③は日常的な影響は軽微な印象です。
それが証拠に、この事実が明らかになった後も野村は販売を続けているようです。
が、しかし。
②③は普通にしていれば絶対にわからなそうな部分というところが悪質です。
”ミス”ではなく、明らかに”故意”でしょう。
超高級マンションでこれですから、
どんなマンションでも当たり前に行われていると考えるべきですね。
今、対応について社内で話し合われているところだと思いますが、
ブランド力を誇る野村さんがどういった結論を出すのか、注目ですね。
マンション管理士。世田谷区在住の実は関西人。自ら居住するマンションの理事長を歴任し「住民・理事の目線」を持ちつつ、某大手インフラ系企業の経営企画室で鍛えられた情報収集力・整理力・課題発見力を活かし、現在は株式会社メルすみごこち事務所の経営アドバイザーを兼務している。