さしたる問題もなく、スムーズな運営ができているマンション管理組合もあれば、近隣住人とのもめ事や、モンスター住人とのトラブルなど、一筋縄ではゆかぬ深刻な問題を抱えた管理組合もあります。これは管理組合活動に限ることではありませんが、大きな問題にぶち当たったとき、次のような問いかけを自分自身にしてみるといいです。
「それは、自分が頑張れば何とかなるのか?」
一昔前と異なり、今のサーフィンは月額300円も払えば、専用のアプリで詳細にわたる波情報が得られます。
「南風が強いけど、茨城のこのポイントなら波が決まりそうだ」
こんな感じで、1週間前から週末の予定が立てられるのです。
先日、アプリ予測の元、波乗り友達と2人で片道2時間半もかけて伊豆に行きました。予測は外れ、波は全くありません。
その翌週、「今度こそ」との期待を胸に、午後から南風とともに波がアップするとの予測の元、鎌倉で3時間その瞬間が訪れるのを待ちましたが、想定以上の強風が吹き荒れて断念しました。
さてこんな時、私たちサーファーは「ふざけんな!どんな予測してるんじゃ。300円返せ!!」となるか。
__ならないんです。
なぜなら、自然を相手にしているスポーツだから。「しょうがない、こんな時もあるさ」と割り切り、笑顔で引き返すんですね。
予期せぬ出来事や、問題にぶち当たったとき、「さて、これは、頑張れば何とかなるのか?」と自分に問う。何とかなるならそのための努力をすることになりますが、最後まであきらめない強い意志と真直ぐな行動は、時に神がかった強運を引き込み、事態を一気に好転させることがあります。
マンション管理組合で生じる問題は、この「あきらめない」行動で解決できることが多いと実感します。しかし一方で何ともならない場合。それはきっぱりとあきらめて潔く受け入れるしかありません。この切り替えをうまくやらないと、不要なストレスを抱え続けることになります。
そうです、そこからまた始めればいいのです。
ちなみに、冬の澄んだ青空のもと、伊豆ではソフトクリームを。鎌倉ではあんみつを、おっさん2人で食べて帰りましたが、波乗りもしないで休日の観光地へドライブ&スイーツとなると、もはやそれは「ただのデート」という事実に、気づき始めています。
地方自治体のセミナーで、同じような話がありました。
女性弁護士の話で、余りにも昔の話なら、「放置」が適当とのことで、同感です。
仕事をしていた時、大正時代のマンションに似た建物の管理をしましたが、どうしても過去のいきさつが分からず、「あきらめ」を選びました。
親が生まれてもいない時のいきさつなど、分かりません。
今の団地型管理規約で管理運営しないといけない管理組合でも、古い物件は事実上単棟型で管理運営しているところもあり、「あきらめ」ではなく、できる部分は団地型に直し、その他は放置しか方法はありません。
マンション管理士の腕の見せ所です。
器用人さん。
いつも丁寧なコメントありがとうございます。
過去のいきさつがわかれば、という場面は非常に多く、あきらめなくて済むよう、そのためのツールの開発を進めているところです。
管理会社に委託していれば、修繕履歴はありますから、なければ作成させましょう。
もっとも適正化法施行前なら、修繕記録はないかもしれません。
御意。そうですね!