防火管理者(外部委託)として、都内の某タワーマンションを担当してます。
そもそも防火管理者とは何かということなんですが、50人以上が居住しているマンション、つまり、ほとんどのマンションにおいて、防火管理の知識と資格を有する者を置かなくてはならないというルールがあります。
そもそも防火管理者とは何かということなんですが、50人以上が居住しているマンション、つまり、ほとんどのマンションにおいて、防火管理の知識と資格を有する者を置かなくてはならないというルールがあります。
一般的には防火管理者資格講習を終了した者がこれにあたりますが、丸2日缶詰めのほぼ座学、居眠り厳禁という内容ですので、よっぽどの使命感でも持ち合わせてなければ、この講習はキツいです…
防火管理者の仕事とは、消防計画の作成・届出からはじまり、消防訓練の実施、防火管理業務の遂行と、かなり忙しいんですが、最も注意しなくてはならないのは、「安易な気持ちで引き受けたらダメだ」ということです。
なぜなら、建物が火災になり、仮に死傷者が出ようものなら、責任を追及される可能性があるからです。
まだ記憶に残る2001年44人が死亡した「歌舞伎町ビル火災」においては、5階のエステ店「ひまわり」の当時の防火管理者が逮捕されました。容疑は「業務上過失致死」です。
ずさんな管理の責任をとらされたわけです。
しかしながら、火災が起きたら防火管理者が必ず逮捕されるということではありません。(これではなり手がなくなります)
不幸な事故はいつ起きるかわかりませんし、放火されるリスクもあります。
不幸な事故はいつ起きるかわかりませんし、放火されるリスクもあります。
要は、「普段から防火管理がしっかりとされてるか」が重要であり、このような取り組みが、いざというときに人命を救うことになると信じます。
私たちのようなプロに任せれば、消防計画の作成から、消防訓練、防火管理に係るエビデンスも心配ありません。
私たちのようなプロに任せれば、消防計画の作成から、消防訓練、防火管理に係るエビデンスも心配ありません。
さて、その富士の頂きにも劣らない使命感をもって挑む防火管理者なんですが、とにかく担当するタワーマンションが、ゴミひとつ落ちていない億ションのため、まぁ、やりがいがないといいますか、指摘事項は全くをもってありません。
ただ、30階建てビルの屋上含め、全フロアをくまなくチェックするため、足腰はしっかり鍛えられます。
スマホでテキトーに撮ったわりには、プロっぽくて自分でも驚いてます。
今回のブログは、この写真を自慢したかっただけです。