【マンション管理士おさらぎブログ】電力自由化と高圧一括契約

あるマンション収支決算において、共用電気料が予算に対して166万も削減できていることに驚きました。

マンションには低圧契約と高圧一括契約があります。

高圧一括契約というのは、電力会社から電気を一括で買い、共用スペースは高圧、各家庭には低圧に変圧して流す仕組みでして、低圧契約だった場合に高圧一括契約に切り換えることで、共用スペースの電気代をかなり安くできます。これが、166万削減の秘密です。
しかしながらデメリットもありまして、そもそも入居者全員の同意が必要とハードル高く、3年に1回停電を伴う点検があったりします。
さらには、各家庭において電力会社の選択ができなくなるため、ついでに通話料金やガソリンを安く、とはいきません。
……とはいえ、管理費削減のインパクトは‘’大‘’です。

もし私が管理組合から高圧一括契約に切り換えたいと言われたら……
1点だけ引っ掛かりますね。
停電。
狂った時計合わせるの、超めんどくさっ!
 

 OEKAKI16

 【マンション管理組合の学校 事務局 マンション管理士おさらぎ】

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