「お金をかけずに問題を解決する」努力はとても大切です。
例えば、マンションの自転車置場問題。
自転車をとめるスペースがないということで、数百万をかけてラックを増設するのは容易な発想ですが、そもそも使っていない自転車を調査して処分すればラックの増設が不要であったり、シェアサイクルを提案することで区分所有者の満足につながる可能性があります。
駐車場のマッチングサービスとして、このような取り組みも以前紹介しました。
これもお金をかけずにニーズを合致させる画期的なシステムです。
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サーファーの悩みのひとつに車上荒らし問題があります。
サーフィンは、その特性から「田舎に長時間駐車して楽しむスポーツ」とも言え、車上荒らし被害にあうケースは少なくありません。
先輩Mの車は、サーフィン仕様のトヨタハイエース。
とにかく頑丈、荷物がたくさん載る(サーフボードが中積みできる)ハイエースは、サーファーにとってスーパーカーなのですが、どうも途上国にとってもスーパーカーのようでして、中古車も値崩れしないバリューより「日本一盗まれる」との評価を得ています。
日本車の完成度の高さを考慮すると、もしかしたら「世界一盗まれる」のではないかと推測されるMのハイエースなのですが、なんと防犯対策が全く講じられてません。
現金も車内に残すことを考えると、とても心配です。
そこで私たちは、どうやったらお金をかけずに盗難を防げるか考え、あるすごいシステムを開発しました。
投資額ゼロ、防犯率100%(自称)を誇るこのシステム___。
「車上荒らし注意」の看板の前でも無傷です。
犯罪者の精神心理に訴えかけ、犯罪自体の意義を自らに問わせる、自浄型エコ防犯システム。
___これは、正直、SNSという恐ろしい媒体を使って伝えていいのか悩みました。
Twitterで拡散され、防犯ビジネスに大打撃を与えるかもしれない…。
東京オリンピックを前に、警備業界に激震が走るかもしれない…。
それら企業の経営者、強いては株主に訴えられるかもしれない…。
リストラの餌食となった労働者の家族、乳飲み子が泣き叫ぶかもしれない…。
___それでも、やはり、憎むべき犯罪を無くしたい。
その一心だけで、この自浄型エコ防犯システムを紹介する覚悟をしました。
「投資ゼロ」で車上荒らしを撃退できる、唯一無二のシステム…
___それを、あなたの車のハンドルに掛けるのです。
ヨレヨレの方がいいです。
何なら少し汚れてるくらいがいいです。
あなたの履いていた※下着を、ハンドルに掛けるのです。
※男性ものに限ります