こんにちは、ムージです。
管理組合の理事長と、第1回めの大規模修繕工事に関する修繕委員長をしています。
修繕委員会発足して4ヶ月経過。
それまでに様々な難関がありました。
前回は、まず候補となる大規模修繕工事会社がなかなか出てこないことをお話ししました。今回は、その後について、お話しいたします。
まずは、電話帳から。
「工事会社」を引いてみました。
しかし当然のことながら、記載されているのはムージのマンションがある地域の周辺です。都内のごく限られた地域にある工事会社は、数百もなかったのですが。工事会社の区別がわかりません。
内装工事も水道工事もあり、こちらは除くとして…。
建築工事を見ても、建築といっても、一戸建てから、マンション、オフィス、多目的ビルと様々です。広告を見ても、大手ゼネコンCMで〇〇建設と知っているところはまるで無く、どうやって判断していいかまるでわかりません。
どうやって、候補の会社を選ぶか__?
名前の響き?
所在地?
直感?
こんな、どうでもいいようなことを考え出してしまい、不安な気持ちは募るばかりです。
次に使ったのはインターネット検索です。
「マンション」「大規模修繕工事」「マンション管理」とか、ちくちく検索ワードを打ち込みました。
すると工事会社だけでなく、セミナーや勉強会、説明会、地方自治体の案内がヒットしました。そこで、無料のセミナーに足を運びました。
すると、そもそもなんのために大規模修繕工事をするのか?とか、大規模修繕工事内容が「外壁塗装」と「防水工事」は必須とか、たくさんの知識を得ることができました。
一番知ってよかったと思ったのは、国土交通省関東地方整備局長から通知される「経営規模等評価結果の総合評定値」です。
これは、専門家である国土交通省が、大規模修繕工事会社ひとつひとつにつける通信簿みたいなものです。この点数を比較することで、一定の優劣の判断ができるわけです。
最もこれだけで決めてしまうのは危ういし、それに勝手に候補にしても、大規模修繕工事は少なくとも3ヶ月はかかるものです。工事会社の都合もあるでしょう。
会社の設備や人員確保も大切で、「大規模修繕工事をしてください」と言うだけで、工事してくれるとは限りません。
さて、どう候補を見つけるか?
問題は残りました。
大規模修繕工事会社の選考 その3に続く。