【マンション管理士おさらぎブログ】困った賃借人、気がつけば我が家がゴミ屋敷

理事長代行をしている投資用マンションがあるんですが、ある部屋の賃借人が、ゴミ屋敷さながらの状態で住みつづけています。

バルコニーに大量の粗大ごみを放置しており、大規模修繕工事が滞りました。
更には、共用スペースであり避難路でもある玄関前の廊下にも、ゴミ同然のソファーを置くというひどい状況であり、警告文にも全く応じることはありません。
なかなか会うことができず、直接の注意も困難です。

この「だらしない」としか言いようがない賃借人ではあるのですが、家賃が滞納することはなく、そのあたりさえしっかりしてくれれば、本来は困ることはないわけです。

結局、窮状を理解した部屋のオーナーが賃貸契約を解除する決意。

「マンション管理組合から強い改善要求があった」という建前が欲しいとのオーナーからの依頼より、そのような文書も作成しました。

その賃借人には強制的に退去いただく運びとなるんですが、このような住人がいたら、生活の安全や資産価値にダイレクトに影響するため深刻な問題ですよね。

標準管理規約にも、
「区分所有者は、対象物件について、その価値及び機能の維持増進を図るため、常に適正な管理を行うよう務めなければならない。」と明文化されており、その義務は当然賃借人にも及びます。

そもそも、なぜ、ゴミが捨てられないのか。

よく、テレビでもごみ屋敷がとりあげられてますが、調べてみると、痴ほう症や統合失調症という病気が原因の可能性があるようです。

もっというと、子供の時のトイレトレーニングがあまりにも厳しいと、ため込むくせがついて、ケチになってものが捨てられなくなるという面白い情報もありました。

  

「ケチな人はモノが捨てられない」と言われると、なるほどとも思うんですが、モテない条件のトップに必ずランクインする「ケチ」

男としては絶対に言われたくないわけです。

「ケチだけは言われたない、ケチらぎとかあだ名つけやすいし」
常日頃から熱く訴えている私が、友人から「ケチ」と呼ばれることはありません。

このようには呼ばれます。

OEKAKI90

「お金に厳しい」

【マンション管理組合の学校 事務局 マンション管理士おさらぎ】

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