【マンション管理組合の教科書】マンション修繕工事の「相見積もり」に隠された驚愕の真実

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【授業のポイント】
●「相見積もり」とは複数の業者から見積もりをとること
●本来は、適正価格を知るためや、競争原理を働かせるためにとる手段
●マンション管理業界では「相見積もり」は「談合」を意味するケースあり
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【マンション管理組合の教科書】「相見積もり」に隠された真実

~「アイミツ」に騙されるな~

こんにちは!この時間を担当するさおりです。
主婦業のかたわら、授業も受け持ってます。よろしくお願いします。

突然ですが皆さん、アイミツって言葉をご存知?

密度の濃い出逢い………のことではありません。

「相見積もり(アイミツモリ)」のことを、略して「アイミツ」って呼んでいます。

あなたのマンション管理組合で、大規模修繕工事に取組むことになったとします。
その場合、複数の業者から見積もりを取ることで「競争の原理」を働かせ、少しでも費用を抑えたいと考えますよね。

『競争させる=安くて質のよい業者が見つかる』
あなたは、「相見積もり」に、このようなイメージを持っていると思います。
しかしながら、マンション管理業界や修繕工事業界の人同士では、全く別の意味として捉えられます。

__どういうことか??

マンション管理会社が、息のかかった業者に工事を受注させたい場合、他の業者には少し高い見積もりを出させるように動く。こうすれば、管理会社の思惑通りになるわね。
この受注させたい業者が選ばれるように仕向けるための見積りを『アイミツ』って言うんです。

では、管理会社は、受注させたい業者をなぜ定めるのか___。

ほとんどの管理会社は、「毎月の管理委託費の中で理事会の支援を行う」と言いながら、修繕工事の際には、

(1)自らが施工業者の立場になって、工事の受注を目指す。実際に工事を受注したら、下請け業者へ丸投げしてマージンを取る。

(2)施工業者の立場が叶わぬ場合、複数の業者から『相見積もり』を取って、管理会社が意図する業者が選ばれるようにする。そしてマージンを取る。

のいずれかの道をとります。
そう、どっちに転んでも潤うのは管理会社。
施工業者は、力のある管理会社を敵に回すと、仕事が無くなるから…。

これが、マンション管理業界の実態です。

だから、マンション管理業界や修繕工事業界の人同士の『アイミツをお願いします』は、『高めの見積りを用意してくれ』って意味っ!!!

これって…

『相見積もり』→『アイミツ』→『見積り金額の口裏を合わせる』…

____何よ、談合のことじゃないの!!

そんな管理会社に対して「競合する業者からも見積もりを取って下さい」と依頼する意味があるのでしょうか?

『管理会社に相見積もりを依頼する』は『適正な比較検討にならない』

もちろん、すべての管理会社ではありませんが、この可能性が極めて高いことを肝に銘じ、しっかりと対応してください。
どうせ騙されるなら、「アイミツ」より「アイビキ」のほうがマシっ!!

 

マンション管理組合の学校、授業の監督と撮影を担当する風呂澤(ふろさわ)です。個性あふれる授業を、余すことなく、最高の撮影技術(自称)でお伝えします。

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