マンション管理組合活動を計画通りに実施する物件の認定制度を、国交相が2022年までに創設するという記事が日経紙に掲載されました。認定物件には税制上の優遇措置などを検討する方向です。
かねてから学校でも警笛を鳴らしている「修繕積立金不足問題」「無関心な住人(理事会)問題」の解決への糸口ともなりうる、素晴らしい取り組みだと思います。マンション管理士の需要も高まるでしょう。
記事のなかでは、総会の定期的な開催や議事録の保管も運営状態の評価項目とする、とあります。そのためのツール開発を進めていますが、これはもはや待ったなしだなと個人的には焦っている状況だったりしますが、学校でも管理組合活動のヒントとなるべく情報を整えていきたいと思う所存です。
(※ここから、管理組合活動とは関係ありません)
整う、といえば、「サ道」というおすすめのドラマ。茶ではなくサウナを極める道=サ道、なのですが、このドラマをみるまで、サウナとはいわば耐久力を競うスポーツのようなものと思っていました。
地獄のような灼熱空間で眼前のターゲットを脳内でロックオンし、「あいつより先に出ない」と一方的な勝負を挑む。その架空の対戦相手に我慢力が勝った時に心の中でガッツポーズをするだけのスポーツ。このようなマゾヒスト的な行為に、正直なところ、一体何の魅力があるのかわかっていませんでした。
ところが、サウナが「ととのう」という一種の快楽状態を追い求め、サウナ→水風呂→休憩というセットを数回繰り返すものと知りました。
一説によると、暑い冷たいの繰り返しで毛細血管が収縮され、大量の酸素が脳に送り込まれることで、快楽物質が脳内に放出され、ランナーズハイに近といわれる究極のリラックス状態(快楽現象)が起きるようです。
ドラマでは、目前の景色がふわっと渦巻き、後光がさした直後、「ととのった~」というキメ台詞とともに一面の花に全身が包まれます。寒冷じんましん持ちというリスクがあるもののぜひ一度体感したいものです。
ちなみに、この話をサウナ好きの先輩に話したところ、「そうなんだ、ととのう、というんだ…」と業界用語を知らなかった様子。
「今思えば、あれはととのっていたのかも…」と遠くを見つめたあと、「あれだな、女子の言う、『実はわたし…イッてたかも…』みたいなもんだな」と笑いながら話していました。
うまい例えだなと思うとともに、この人、本物のアホだなと思いました。