会社のホームページを変えて、大幅な利益アップを目指すことにしました。そのためには、1にも2にもSEO対策(検索順位を上げるための対策)だろうということになり、その手の書籍を読み漁った結果、私が取り組むべき項目として次のようなことがわかってきました。
- 優先順位を考える。私の場合は、アクセスを増やすことではなく、成約率を上げることを目的とする
- では、集客のためのビジョンとは何か、を自問自答する
- サイトは見た目の美しさだけではなく、必要としている情報に即座にたどり着くかが重要
- 訪問者が何に困っているのかを考え、窓口を分ける(顧客ターゲットの選定をする)
- 求めている答えがすぐに分かるようにする(訪問者は2、3秒で離脱してしまう)
- バックボタンを使わせず、申込までの流れを考える
- 「申込」の敷居を下げるための工夫をする(入力項目を少なく等)
- 長い文章ダメ、箇条書きを使うなどの工夫をする
- 文字を大きく、画像も軽く(スマホ対応を考える)
- ストーリー性を持たせる(顧客の疑問に共感、解決させるための想いを描く)
なるほど、そうなると、今のホームページ構成の不足点ががわかってきました。
また巨大企業アルファベット社(Googleの持株会社)が、「顧客である検索者の、正確な情報を知りたいというニーズに応える」ため、とてつもない資金を投じた結果、もはや小手先のテクニックで施したSEO対策では、評価を上げるどころかむしろマイナスとなり、場合によってはペナルティを受けることもわかりました。
このあたりは、詳しいサイトが山のようにあるのでそちらお任せするとして、つまるところ、数を打ちゃ当たる的な、中身の薄い情報発信では全く評価に値をしないということのようです。(この時点で、なんか、申し訳ありません。アルファベット社に言いたいのは、私は、有用な情報を発信することは他のコラムニストにお任せしてまして、箸休め的な存在になれれば嬉しいと思って、時々、情報発信しています。なんか、すみません)
ホームページ制作会社はたくさんありますが、任せきりにすることなく、今ある会社の強みを生かしつつ、弱みを克服するためにどうするかを考えて、良いものをつくろうと思っています。
Googleの凄さは上述の通りですが、サーフ仲間でもある先輩Kの凄さは、個人的な見解としてGoogleを超えています。
強風の中、サーフィンをしました。時々ウィンドサーフィンと勘違いをされる方がいますが、サーフィンにとって強風コンディションはマイナスでしかありません。まぁ、そんな中でも何とか波乗りを楽しんで、サーフボードの片付けをしていた時のこと。
駐車場の横にある古いベンチにロングボード(約3m)の端を立てかけて斜めにした先輩Kは、持参した真水をロングボードの先端へぶっかけ、傾斜を利用してうまいこと海水を流していました。
が、その時、Kを襲う突風が。
15㎏はあろうロングボードが人の背丈ほど宙を舞い、羽生結弦くんも真っ青の4回転アクセルを決めたあと、Kの愛車の運転席に激突。その後前方に方向を変えた結弦、もといKのロングボードが、驚愕の7回転ルッツを決めながら、他人の車を寸前でかわして縁石に激突。往年の佐野稔ばりのバク転を決めた後、芝生に「着氷」しました。
Kの一番のお気に入りだった黄緑色のロングボードは、もはや2つに折れなかったことが奇跡と思わせる状態へと成り下がり、Kの愛車に至っては、素人目にも修理代10万は下らないだろうと判断される重傷を負っていました。
このような状況下において、何と声をかければいいかわからない私に、Kは、
「他の車に当たらなくてよかった、いやぁ、それより、人に当たらなくてよかった」
「傷が運転席だけで良かった、あぶねぇ~」
「完全に結弦超えてたな、いやぁ、いいもの見れたな」
「こりゃ、FBでいいねが稼げるぞ、みんな、こういうの求めてるんでしょ」
と気丈に振る舞っていました。
帰宅の途にある平塚のソウルフード、ラオシャンで、いつもの2倍の量のラー油を投入しているKを見て、いかなる苦境の地にあってもポジティブに生きることの重要さを知りました。