【切っても切れないマンションと保険の話し その15】マンション管理組合が情報弱者にならないために

世の中の様々なサービスを利用し、多くの情報を入手することは、マンション管理組合の活動において重要なことです。管理組合の皆さんが、身近な管理会社の情報だけに頼ってばかりで、マンション管理業界の情報を入手を怠っていると、ご自身だけでなく、マンション自体が「情報弱者」となり、不利益を被ることになってしまいます。

では、マンション管理組合が情報弱者にならないためには、どうすれば良いのでしょうか__。

そのためには、質の良い情報の量をたくさん増やすことです。

インターネットは情報の宝庫ですが、マンション管理業界のことをあまり知らない管理組合の皆さんが、質の良い情報を選別することは難しいです。それならと、様々なセミナーや勉強会に参加するのはどうでしょう。しかしこれも、マンション管理業界をほとんど知らない初級レベルの方には、時期尚早だと思います。いきなり、設計事務所や施工業者に問い合わせるのもハードルが高いし。きちんとやりとりができるか自信が無いでしょう。場合によっては、逆に相手から営業まがいのPRトークにはまってしまうかもしれません。

そこでお薦めなのが、業界専門新聞の定期購読です!

「マンション管理新聞」
http://www.mansionkanri-shimbun.co.jp/
年間購読料 16,500円(消費税・送料込み)※毎月5日、15日、25日発刊

 

 

私も購読者の一人です。
今から11年前、大規模修繕工事瑕疵保険の普及活動を開始したときに、マンション管理業界について広く詳しく知りたいと思い、マンション管理新聞の購読をはじめ、今でも読み続けています。業界の動きや、新しい制度、昨今の傾向を逃さず記事で確認できる業界唯一の情報源です。私自身、この業界で働くビジネスマンとして情報弱者にならないように11年間情報入手を継続しました。

インターネットには、嘘やフェイク、誇張、煽りなど、事実とは違う情報が混ざっています。効率的に正しい情報を入手することができるのは同新聞だと思います。記事の内容は多岐にわたり、マンション管理会社や管理問題に関すること、国交省のマンション住宅政策情報詳細、大規模修繕工事の関連記事、各種専門データ分析や傾向解説などなど。とても勉強になり役に立つ新聞です。

世の中の大手新聞会社がwebニュース・新聞を発信する中で、同新聞はアナログな新聞一筋で行くというのが、同新聞社・山本社長の方針です。マンション管理新聞を定期購読しながら、気になった記事を掘り下げて、インターネットで調べたり、記事に取り上げられた企業や団体などへ問合せてみることを続けることで、情報通に大変身すること間違いなしです!

是非、管理組合理事会の中で、読みあい、掘り下げてみてください。セミナー情報も掲載されていますので、そのうち参加しても良いでしょう。

私は、マンション管理新聞から紹介料も何も頂いておりません(笑)
今後も管理組合の皆さんのためになる情報は積極的にご紹介をさせていただきますね。

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