【図面を取り戻せ!~大規模修繕後の戦い】4.タイルの補修が多すぎた?(2019年8月)

大規模修繕についてもやもやした気持ちをかかえつつも、決定的な「悪徳コンサル」の証拠は挙げられないまま、次期役員の仕事を引き継いだI子さんと妻だったが、次に浮上してきたのが「マンション建設時のタイルの施工不良疑惑」だった。

役員同士の雑談の席で、今期の男性理事長から次のような話があったらしい。

「大規模修繕で補修したタイルですけど、かなり量が多かったんですよね~。」

このK山理事長、大規模修繕が行われた前期においては副理事長を務め(ひきつぎの席で「足場の費用は妥当だった」と発言した人物だ)、今期は立候補で役員に残っている。マンションの管理組合の役員なんて、輪番で回ってきて、いやいや引き受けるケースがほとんどなのに、なんというか、奇特としか言いようがないのだが、内装関係の仕事をしているそうで、大規模修繕についても建築の話についても、たいていの人間よりかなり詳しいのは頼もしい。

聞けば、築10~15年のマンションでは、浮きが5%以上なら、マンションの建設当初の不良が疑われるのだとか。

 

 

「このマンションは築13年でしたよね。大規模修繕でのタイルの補修って、何パーセントやったんですか?」

妻が尋ねたところ、

「私の計算では、13パーセント近いです。」

それは、かなりやばい数字なのではないか…?

大規模修繕の監理にあたったB建築設計の担当者の話によると、「西日や道路の振動のせいで、マンション西タイルの浮きがかなり多かった」らしい。ただそういった特殊な事情についても、建築会社は、マンションの計画時点から把握していたはず。わかっていて対策をとらなかったのなら、それは彼らの責任となるのではないか?

「タイルの補修場所と数量を調べるために、大規模修繕時の施工図面を確認してみましょう。」

これが「タイルの図面がない!」問題の幕開けだった。

(photo by photoAC)

この春まで、大阪市内のマンション(50戸)で管理組合の副理事長をしていました。昨年の理事の引き継ぎ直後に、その前年に行われた大規模修繕の竣工書類のうち、タイルの補修図面が提出されていなかったことが判明。施工会社に「ゴンドラを掛けての図面復元」を確約させるまでのやりとりや、その間に判明した様々な問題について、オットの目を借りてお伝えしたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。