【図面を取り戻せ!~大規模修繕後の戦い】8.理事会(11月25日)

「図面未提出」問題が焦点化されつつあるなか、監理にあたったB建築設計との単独面談を強行してしまったK山理事長。それに怒ったI子さんと妻は、次の理事会の席にB建築設計の担当者を出席させるよう、強引にねじ込んだ。

担当者たち(6月の総会の折にエラそうな態度を取り、妻を怒らせたY口氏と、その上司のM本氏)の説明によると、図面を提出すべき主体は施工業者のC技研。B建築設計としては、監理の仕事ができていなかった落ち度は認めるが、図面紛失の責任はないとの一点張りだったそうだ。

そしてこの席でもB建築設計からは、
「C技研は、すべてのタイルを5年間保証をすると申し出ています。わが社としては、この話をまとめたいと思うのですが、いかがでしょうか?」
との補償話が持ち掛けられたのだという。
仏頂面のK山理事長も、
「話を聞いたところによると、図面はもう出てきそうにありません。すべてのタイルの保証やったら、悪い話やありませんよ。」
K山理事長とすれば、先日の単独面談で話をまとめたつもりでいたのに、頭越しにB建築設計を呼びつけられたのだから、顔をつぶされたも同然の感覚だったのだろう。
「わざわざ出向いて頭をさげてくれてはるんやから、これでもう終わりにしませんか?」
と、これ以上の追及は明らかに迷惑そうな様子だったらしい。

納得のいかない妻たちは、
「いやいや、それは最低ラインの条件でしょう。B建築設計は、責任をどうとらはるんですか?」
と、監理の不備を正す質問をしたそうなのだが、担当のM本氏は、
「どうやら理事長と他の方々の意見が食い違うようで。それなら話し合いはそちらにお任せして、私たち、出直してまいりましょうか?」
K山理事長と妻たちの対立をいいことに、慇懃無礼なおかつ意味のない返答しかなかったという。

B建築設計の見解は、「(図面は)法令や契約で必ず提出しなければならないものではないが、一般的には提出されるケースがほとんど」なので、「C技研を指導できなかった落ち度がある」ことは認める。が、「B建築設計には、図面未提出の直接の責任はない」。

妻の言葉を借りると、「怠慢は認めますけど、自分たちはそんなに悪いことをしたわけではないし…。法的な義務はありませんけど、責任は感じてますので、解決のサポートはいたします。つきましてはC技研からの申し入れを受けれられてはいかがですか?これがマンションにとっても最善の策ですよ。」ってな、相変わらず、どこか「上から目線」で「他人事」と感じさせる対応だったのだとか。

図面がないと施工不良の話に入れないとの問題についても、
「それは当社の仕事ではありません。そもそも図面にしても、新築時の施工不良を確認するために作るものではありませんし。」
と、悪びれることもなく答えたのだそうだ。

妻たちは、
「とにかく、前期の理事たちは、『図面が紛失してる』なんて聞いてませんし、了承もしてないって聞いてますからっ。」
と、それだけは認めさせたものの、補償話も施工不良の話もまったく先が見えぬまま、11月の理事会は終了したらしい。

(photo by photoAC)

この春まで、大阪市内のマンション(50戸)で管理組合の副理事長をしていました。昨年の理事の引き継ぎ直後に、その前年に行われた大規模修繕の竣工書類のうち、タイルの補修図面が提出されていなかったことが判明。施工会社に「ゴンドラを掛けての図面復元」を確約させるまでのやりとりや、その間に判明した様々な問題について、オットの目を借りてお伝えしたいと思います。

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